工作機械
複雑な形状や一般的な切削加工では対応しにくい形状の部品では、加工方法の選定が重要になります。特に精密機械部品や治具などでは、形状だけでなく加工後の寸法や仕上がりまで考慮して設備を選ぶ必要があります。ワイヤーカット放電加工は、こうした加工条件を検討する際の選択肢の一つです。
株式会社竹中機械製作所では、高性能ワイヤーカット放電加工機を含む複数の放電加工設備を保有しています。加工内容に応じて設備を使い分け、マシニングや研削などの加工と組み合わせた部品製作にも対応しています。この記事では、保有するワイヤーカット放電加工設備と、どのような加工を検討できるのかを紹介します。
【技術・製品概要】
ワイヤーカット放電加工は、ワイヤー電極と加工物の間で放電を発生させながら加工する方法です。竹中機械製作所では、高性能ワイヤーカット放電加工機「ファナック α-C600iB」とワイヤーカット放電加工機「ファナック α-1iC」を保有しています。
〈設備概要〉
・高性能ワイヤーカット放電加工機 ファナック α-C600iB
・加工範囲:600×400×310mm
・ワイヤー径:0.25mm
・自動結線対応
・ワイヤーカット放電加工機 ファナック α-1iC
・加工範囲:500×370×400mm
・ワイヤー径:0.25mm
・自動結線対応
ワイヤーカット放電加工に加えて、細穴放電加工機「Sodick K1C」も保有しています。加工する形状や目的に応じて、設備を選択することが可能です。
【特長・技術ポイント】
〈複雑な形状の加工に対応〉
ワイヤーカット放電加工は、工具を直接押し当てて削る加工とは異なり、放電を利用して材料を加工します。そのため、切削加工だけでは加工方法の検討が難しい形状についても、加工方法の選択肢として検討できます。精密機械部品や治具など、形状に合わせた加工方法を考える場合に適した技術です。
〈高性能ワイヤーカット放電加工機を保有〉
ファナック製の高性能ワイヤーカット放電加工機「α-C600iB」を保有しています。加工範囲は600×400×310mmで、ワイヤー径は0.25mmです。自動結線にも対応しており、設備仕様を踏まえて加工条件を検討できます。
〈複数のワイヤーカット設備を使い分け〉
α-C600iBに加えて、ファナック製「α-1iC」も保有しています。α-1iCは加工範囲500×370×400mm、ワイヤー径0.25mm、自動結線に対応する設備です。ワークの大きさや形状などの条件を確認し、適した設備での加工を検討します。
〈他の加工工程と組み合わせた対応〉
竹中機械製作所では、ワイヤーカットだけでなく、マシニング、NC旋盤、平面研削、円筒研削、内径研削などの加工設備も保有しています。部品の形状や要求される仕上がりによっては、一つの加工方法だけでなく複数の工程を組み合わせることが重要になります。社内の加工設備を活用し、部品製作全体を考えた加工方法を検討できます。
【活用例】
〈精密機械部品の加工〉
精密機械部品では、形状や寸法に応じて加工方法を選定する必要があります。ワイヤーカット放電加工を加工工程の一つとして組み込むことで、切削加工だけでは対応を検討しにくい形状の部品についても加工方法を考えられます。試作品から量産品まで、部品の数量や形状を確認したうえで加工内容を検討することが重要です。
〈加工用治具の製作〉
加工用治具は、使用するワークや加工方法に合わせて個別に設計・製作されるケースがあります。竹中機械製作所では、加工用治具について設計から製作、組立てまで対応しています。ワイヤーカットを含む各種加工設備を活用し、治具の形状や必要な加工工程に合わせて製作方法を検討できます。
〈複数工程を必要とする部品〉
部品によっては、ワイヤーカットだけでなく、旋盤加工、マシニング加工、熱処理、研削など複数の工程が必要になります。竹中機械製作所では各種機械加工設備を保有しているため、部品の仕様に応じて加工工程を組み合わせることが可能です。図面や加工条件を確認しながら、必要な工程を整理することができます。
【判断軸・導入メリット】
ワイヤーカット放電加工を検討する際は、設備の名称だけで判断するのではなく、加工する部品の条件を整理することが重要です。特に次の情報があると、加工方法や設備の検討を進めやすくなります。
・加工する部品の用途
・図面や製品形状
・ワークの寸法
・材質
・必要な加工精度
・必要な数量
・希望する納期
・ワイヤーカット以外に必要な加工工程
・熱処理や研削など追加対応の有無
ワイヤーカットが適しているか判断できない場合でも、部品形状や図面をもとに加工方法を検討することができます。特に複数の加工工程が必要な部品では、個別の工程だけを見るのではなく、完成品までの加工方法をまとめて考えることが大切です。
【まとめ】
ワイヤーカット放電加工は、部品の形状や加工条件に応じて選択できる加工方法の一つです。竹中機械製作所では、ファナック α-C600iBとα-1iCの2台のワイヤーカット放電加工機を保有し、加工範囲やワーク条件に応じた設備選定を行っています。
また、マシニング、NC旋盤、研削、細穴放電などの設備も保有しているため、ワイヤーカットだけでは完結しない部品についても、必要な加工工程を整理して検討できます。加工の可否を判断する際は、用途、図面、寸法、材質、数量、納期、追加工程などを整理しておくとスムーズです。
ワイヤーカット放電加工が適しているか分からない場合や、複数の加工工程をまとめて検討したい場合は、加工内容を確認したうえで対応方法を相談できます。
【お問い合わせ先】
株式会社竹中機械製作所
〒262-0013 千葉県千葉市花見川区こてはし町1669-4
TEL:043-259-2609
FAX:043-250-2074
URL:https://takenaka-kikai.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 竹中機械製作所 (たけなかきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 5530 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 千葉県 千葉市花見川区 |
| 電話番号 | 043-259-2609 | FAX番号 | 043-250-2074 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 38人 | 担当者 | 高橋秀和 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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