自動車(試作)
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生産設備
【排気・吸気性能評価装置の役割と重要性】
排気・吸気性能評価装置は、自動車や産業機器などに使用されるエンジンやターボ機器の性能測定において欠かせない装置です。空気や排気ガスの流れを正確にコントロールし、圧力や流量の変化を高精度で測定する必要があります。これにより、燃焼効率や環境対応性能の評価が可能となります。
こうした装置に求められるのは、厳密な構造精度と密閉性です。特に、吸気・排気通路の内部構造には複雑な三次元形状が求められ、高精度な切削加工が必要とされます。
【高精度3次元加工による構造部品の製作】
竹中機械製作所では、こうした要求に応えるために三次元加工技術を駆使した高精度部品製作を行っています。使用する主な加工設備としては、DMGMORI社製5軸複合加工機NTX1000や、4軸同時制御マシニングセンターMILLAC561Vなどが挙げられます。
これらの設備により、複雑形状の吸気ダクトや排気フランジ部などを、一体加工で高精度に仕上げることが可能です。加えて、内径や溝形状にも微細な調整を加えることで、流体の乱れを最小限に抑えた設計が実現します。
【精密測定体制による品質保証】
加工後の部品は、東京精密製のCNC三次元測定器やキーエンス製のハンディプローブ型三次元測定器を用いて、厳密な形状測定が行われます。真円度測定器や輪郭形状測定器も併用することで、各寸法や幾何公差が設計通りに満たされていることを確認します。
これにより、密閉性や同心度が求められる吸排気装置の中核部品においても、0.001〜0.05mmレベルの高精度が保証されます。流路形状の変形や流体抵抗のばらつきを抑えることができるため、実験精度と再現性の高い評価装置の製作が可能です。
【一貫対応による短納期とコストメリット】
竹中機械製作所では、部品加工から測定、組立、検査までの全工程を社内で一貫して対応しています。これにより、外注によるリードタイムの延長や、加工精度のバラつきを抑えることができ、短納期での対応が可能です。
また、協働ロボットや産業用ロボットによる自動化ラインも導入しており、特に多品種少ロット生産に強みを持っています。夜間の無人運転により、コスト削減と納期遵守を両立しています。
【活用事例と実績】
過去には、φ450×355の円筒部品や、同心度・平行度0.05mm以内で管理されたリング部品など、多数の精密部品の加工実績があります。吸気・排気性能評価装置向けにも、アルミ材やSUS材を用いた構造部品の実績があり、研究機関や大手メーカーとの取引事例も豊富です。
排気・吸気性能評価装置における精度要求を満たすためには、高度な三次元加工技術と厳密な測定体制が不可欠です。竹中機械製作所では、それらを支える加工設備と検査体制を完備しており、精密評価装置部品の製作において多数の実績を有しています。
新たに評価装置の試作や製作をご検討中の方は、ぜひ技術相談をご利用ください。
【お問い合わせ先】
株式会社竹中機械製作所
〒262-0013 千葉県千葉市花見川区こてはし町1669-4
TEL:043-259-2609
FAX:043-250-2074
メール:eigyou@takenaka-kikai.com
URL:http://www.takenaka-kikai.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 竹中機械製作所 (たけなかきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 5530 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 千葉県 千葉市花見川区 |
| 電話番号 | 043-259-2609 | FAX番号 | 043-250-2074 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 38人 | 担当者 | 高橋秀和 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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