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A5052はアルミニウム合金の中でも優れた耐食性と加工性を持ち、軽量でありながら高い強度を兼ね備えた素材です。これにより、航空機、自動車、電子機器、精密機器などの分野で広く利用されています。特に小型部品においては、軽量かつ複雑な形状を実現する上で非常に有効な素材です。
竹中機械製作所では、A5052をはじめとしたアルミ素材の精密加工に対応しており、複数面加工による複雑な形状の小型部品製作が可能です。マシニングセンターや複合加工機、NC旋盤などの多様な設備を駆使し、部品の一体化や軽量化、強度向上といった機能要求に応える高精度な加工を実現しています。
【A5052の特性と加工の優位性】
A5052はマグネシウムを主成分とした非熱処理型の合金であり、耐食性と加工性に優れています。塑性加工にも適しているため、切削加工はもちろん、曲げや打ち抜きなどの工程にも柔軟に対応可能です。軽量で強度がありながらも熱伝導率が高く、放熱性を求める電子部品などにも適しています。
【複数面加工対応の設備体制】
竹中機械製作所では、最大で6面加工が可能な設備を保有しています。例えば、5軸複合加工機(DMGMORI NTX1000)や、4軸制御マシニングセンター(大隈豊和 MILLAC 561V)を活用することで、部品の着脱回数を減らし、加工精度を保ちながら効率的に仕上げることができます。これにより、加工工程全体の短縮とコスト削減が実現されます。
【対応サイズとロット】
小型部品に特化した設備構成により、直径200mm以下の部品にも高精度で対応しています。また、ロット数についても1個から1000個まで対応可能なため、試作から量産まで柔軟に対応できます。これにより、研究開発段階の小ロット品にも最適です。
【高精度を支える測定体制】
加工精度を確保するため、三次元測定器、画像測定器、真円度測定器など、多種多様な計測機器を備えています。これにより、0.001〜0.05mmの公差にも対応した検査体制を構築しており、高い品質要求にも応えることができます。
【自動化との融合】
竹中機械製作所では、ロボットを活用した自動化にも積極的に取り組んでおり、協働ロボットによる材料投入・ワーク取出しの自動化が可能です。これにより、夜間の無人運転を実現し、納期短縮と生産効率向上を両立しています。A5052アルミの小型部品加工においても、ロボットと工作機械の連携により高い生産性を維持しています。
【加工事例と実績】
実際の加工実績としては、A6061-T6材のリング加工や、SUS304のディスク加工など、多様な素材と形状に対応した精密加工実績が挙げられます。これらのノウハウを応用し、A5052材についても同様に高精度な加工を提供しています。
【まとめ】
A5052アルミの小型部品における複数面加工には、材料特性を活かした高度な加工技術と、安定した品質管理が求められます。竹中機械製作所では、精密加工と自動化設備を組み合わせることで、これらの要求に対応し、試作から量産まで一貫して高品質な製品を提供しています。
【お問い合わせ先】
株式会社竹中機械製作所
〒262-0013 千葉県千葉市花見川区こてはし町1669-4
TEL:043-259-2609
FAX:043-250-2074
メール:eigyou@takenaka-kikai.com
URL:http://www.takenaka-kikai.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 竹中機械製作所 (たけなかきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 5530 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 千葉県 千葉市花見川区 |
| 電話番号 | 043-259-2609 | FAX番号 | 043-250-2074 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 38人 | 担当者 | 高橋秀和 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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