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【インプラント手術に求められる“絶対的な信頼性”】
株式会社豊栄工業は、整形外科分野における人工股関節部品の製造で、厳格な品質要求に応えるモノづくりを追求しています。術後の合併症リスクを最小限に抑えるには、チタンやコバルトクロム合金といった難削材の安定加工、さらに微細形状への対応が不可欠です。弊社はその領域で、寸法誤差0.01mm以下という超精密切削・研削加工を実現。ISO13485取得の品質管理体制のもと、医療グレードの部品を安定供給しています。
【難削材でも安定供給を実現する切削・研削技術】
人工股関節の「ステム」「カップ」などは、生体適合性と機能耐久性を両立することが求められます。特にチタンやCCM(コバルトクロムモリブデン)合金は、素材特性上、切削負荷が高く、加工時に寸法バラつきが生じやすいという課題があります。豊栄工業では、5軸マシニングセンタやNC複合旋盤などの最新設備を駆使し、材料特性に応じた加工条件の最適化を図ることで、微細形状・曲面加工においても高い安定性を実現しています。
【品質保証と量産対応を両立する体制】
医療機器における信頼性は、徹底したトレーサビリティと管理体制によって支えられます。弊社では、三次元測定機や非接触測定器を用いた全数検査、バラツキ評価、滅菌前後の精度維持まで一貫して対応。これにより、開発試作から量産段階においても、設変やフィードバックへの即応性を確保し、安定供給を可能としています。量産前には専用治具やパッケージ設計も行い、納品後の臨床現場における信頼性を高めています。
【整形外科分野における導入実績】
弊社のインプラント部品は、以下のような整形外科製品で実績を持ちます。
・人工股関節ステムおよびカップ(チタン・CCM合金)
・人工膝関節大腿骨・脛骨コンポーネント
・脊椎ケージや骨折用プレート、ヒッププレートなど
特にステムのネック角度調整やカップの嵌合性といった機能面においても、加工精度と繰り返し再現性が重要視されており、豊栄工業ではその技術力によって、複数の医療機器メーカー様より厚い信頼を得ています。
【まとめ】
整形外科インプラントは、患者のQOLを大きく左右する重要部品です。豊栄工業は、医療機器OEMとして15年以上の実績を持ち、高難度素材の切削加工、精密測定、品質保証体制の整備を通じて、インプラント製造におけるトータルソリューションを提供しています。開発初期段階からの支援にも柔軟に対応し、医療分野における信頼されるものづくりパートナーを目指しています。
【企業情報】
株式会社豊栄工業
所在地:〒441-1346 愛知県新城市川田字新間平1-369
TEL:0536-22-0696
FAX:0536-22-0896
HP:https://www.hoic.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 豊栄工業 (ほうえいこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 53062 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 新城市 |
| 電話番号 | 0536-22-0696 | FAX番号 | 0536-22-0896 |
| 資本金 | 1,892 万円 | 年間売上高 | 70,000 万円 |
| 社員数 | 64人 | 担当者 | 美和 敬弘 |
| 産業分類 | 工作機械 / 輸送機器 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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