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○ マイクロ流路とは
マイクロ流路とは、液体や気体を微小なチャネルに流す技術です。
マイクロ流路は、半導体や医療機器などの分野で応用されています。
例えば、半導体では、マイクロ流路を使って、微細な回路を形成したり、冷却したりします。
医療機器では、マイクロ流路を使って、血液や細胞などの生体試料を分析したり、薬物を投与したりします。
○ μ-TASとは
μ-TASとはマイクロ流路を基盤とした分析システムのことです。
μ-TASは、マイクロ流路に加えて、ポンプやバルブ、センサーなどの機能を組み込んだチップです。
μ-TASは、小さくて高速で高感度な分析が出来る為、ポイントオブケア診断や環境モニタリングに利用されています。
○ 金型入れ子とは
金型入れ子とは、マイクロ流路やμ-TASの製造方法のひとつです。
金型入れ子とは、マイクロ流路やμ-TASの形状に合わせて作った金属の型を重ねて、プレス機で圧力をかけることで、プラスチックやガラスなどの素材にマイクロ流路やμ-TASのパターンを転写する方法です。
金型入れ子は、高精度で大量生産が可能な方法です。
○ 当社の加工技術
当社では、金型入れ子によるマイクロ流路やμ-TASの製造において、高い技術力を誇っています。
特に、鏡面切削加工という技術を用いて、金型の型に非常に滑らかな表面を作ることが出来ます。鏡面切削加工では、超硬合金の刃物で金属の型を削ることで、表目粗さがRz0.15μm以下になるように仕上げます。
鏡面切削加工によって作られた型は、プラスチックやガラスなどの素材にも鏡面上の表面を転写することが出来ます。
これにより、マイクロ流路やμ-TASの内部が滑らかになり、液体や気体の流れがスムーズになります。
また、当社では、鋼やステンレスなどの耐久性の高い素材を使用しています。
これにより、金型の型が磨耗しにくくなり、長期間にわたって安定した品質を保つことが出来ます。
○ まとめ
当社では、金型入れ子によるマイクロ流路やμ-TASの製造において、鏡面切削加工という高精度な技術を用いています。
また、鋼やステンレスなどの耐久性の高い素材を使用しています。
これらの技術と素材によって、当社は半導体や医療機器などの業界で高い評価を得ています。
近畿精工では3次元CAD/CAMによるソリッド設計と、
高精度加工機を駆使した精密プラスチック金型の設計・製作を行っております。
また、その他微細加工などの高精度加工にも対応しております。
プラスチック金型の設計・製作、各種微細加工をご用命の際は、
滋賀県 【近畿精工】 までお気軽にお問い合わせ下さい。
◎会社概要
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〒526-0803 滋賀県長浜市西上坂町275
TEL:0749-63-5301
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◎HP
https://www.kinki-seiko.net
会社名 |
近畿精工 株式会社 (きんきせいこう) |
エミダス会員番号 | 47553 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 滋賀県 長浜市 |
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資本金 | 2,900 万円 | 年間売上高 | 35,000 万円 |
社員数 | 31人 | 担当者 | 畑澤 康弘 |
産業分類 | AV機器 / 輸送機器電装品 / 医療機器 |
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