生産設備
なぜ粘着テープはくっつくのか?くっつかせたくないときの対策は?
■はじめに
日常的に使われている粘着テープは,特別な加熱や化学反応を必要とせず,押し付けるだけで対象物にしっかりと貼りつきます。この「くっつく」現象は,主に「分子間力(ファンデルワールス力)」と「ぬれ」という二つの要素によって成り立っています。
■分子間力(ファンデルワールス力)とは?
まず重要なのは,分子と分子の間に働く「分子間力(ファンデルワールス力)」です。これは粘着剤と被着物(貼り付ける対象物)の表面に存在する分子同士が,非常に近づいたときに生じる引力です。ひとつひとつの力はごく弱いものですが,粘着面全体で同時に作用することで,結果として大きな接着力を発揮します。
■「ぬれ」とは?
金属や樹脂,ガラスなど,一見すると平坦に見える表面にも実際は肉眼では確認できないごく微細な凹凸が無数に存在しています。粘着剤は柔らかく変形しやすいため,圧力をかけることで凹凸の隙間に入り込み,被着体の表面に密着します。この状態によって分子同士の距離が近づき,分子間力が働きやすくなります。これが「ぬれ」による密着です。
また,粘着剤は圧力によって変形しても,すぐに元の形状に戻らない性質を持っています。そのため,一度形成された「ぬれ」の状態が維持され,テープを貼り付けた後も粘着力が持続します。これが時間がたっても簡単に剥がれない理由です。
■製造工程における「くっつくこと」
製造現場や装置では,この「くっつくこと」がトラブルの原因になるケースも少なくありません。粘着テープや樹脂,食品,生地などが部品表面に付着すると,作業性の低下や品質不良,清掃工数の増大に繋がります。このような場合,粘着剤側を変えずに対策するには,被着体の表面状態を変えることが有効です。
■日建塗装工業のくっつき防止コーティング
当社では,こうした「くっつかせたくない」という課題に対し,独自の表面処理技術を用いた各種非粘着コーティングを提供しております。
・NonStick Coating(ノンスティックコーティング)
自重だけで粘着テープが自然に剥がれていくレベルの"超”非粘着性を実現するコーティングです。粘着物に応じて,表面凹凸を調整し,点接触を利用した接触面積低減による非粘着性能の強化も可能です。アルコールやシンナーなど,清掃に使用される洗浄溶剤に対して耐性を有した「スーパーノンスティックコーティング」などのグレードもございます。
https://nikken-toso.co.jp/nonstick_coating/
・Biceram(バイセラム)
ゾルゲル法を利用したセラミックベースの非粘着コーティングで,セラミック特有の高い膜硬度と耐熱性により,高温や傷つきやすい環境でも安定した非粘着性を発揮します。食品接触用途にも使用可能で,近年話題となっておりますPFAS(有機ふっ素系化合物)も一切使用していないことから,塗膜機能と規制対応を両立できます。
https://nikken-toso.co.jp/biceram/
■まとめ
なぜくっつくかを理解することは,「どうすればくっつかないか」を考える第一歩となります。製造工程における粘着トラブルでお困りのお客様はぜひ当社までご相談ください。
各種機能性コーティングより,お客様の課題解決に最適なコーティング仕様をご提案いたします。
↓↓ お問い合わせ先 ↓↓
日建塗装工業株式会社
〒116-0002 東京都荒川区荒川7-18-2
TEL 03-3801-2165 FAX 03-3807-7139
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※お問い合わせの際は「エミダスを見た」とお伝えください。
~本記事の関連キーワード集~
シリコーン / PFAS / PFASフリー / PFASレス / PFAS規制 / PFOA / PFOS
非粘着性 / 難付着性 / 離型性 / 付着防止 / 汚れ防止 / 防汚 / 撥水性 / 撥油性
| 会社名 |
日建塗装工業株式会社 (にっけんとそうこうぎょうかぶしきがいしゃ) |
エミダス会員番号 | 46354 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 荒川区 |
| 電話番号 | 03-3801-2165 | FAX番号 | 03-3807-7139 |
| 資本金 | 10,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 90人 | 担当者 | 慶田盛 幸之介 |
| 産業分類 | 治工具 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
| 主要取引先 |
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