円筒状の部品外周の研削では、わずかな精度誤差が製品機能に影響します。特にステンレスのような熱変形しやすい素材では、高度な制御と熟練の技術が求められます。ここでは、寸法精度±0.002mm、面粗度0.2S以下を実現する高精度な円筒研削加工をご紹介します。偏心部分の複雑な加工にも対応可能です。

◇円筒状の部品外周とは？
円筒状の部品外周の研削は、シャフトやローラーなどの外周面を高精度に仕上げる加工です。直径や同心度が厳しく管理されるため、専門的な設備と技術力が必要です。偏心形状の加工では、さらに高い精度と特殊な治具が求められます。

◇製品詳細
- 対応サイズ: 最大300mm×Φ50
- 素材: ステンレス（SUS304、SUS316など）
- 寸法精度: ±0.002mm
- 面粗度: 0.2S以下
- 特殊形状: 偏心部分の高精度加工にも対応

◇特長
- 円筒状の部品外周を高精度に仕上げる技術
- 偏心形状や特殊形状にも対応可能
- ステンレスなどの難削材にも強み
- 高度な面粗度（0.2S以下）で仕上げ品質を向上

◇使用例
- 自動車部品の高精度シャフト
- 医療機器用のステンレスパーツ
- 産業機械の精密ローラー
- 電気機器内部の精密部品

◇加工方法
ジェイテクト製のNC円筒研削盤を使用し、芯間500mmから1000mmまで対応可能です。偏心部分の加工には専用治具とソフト制御を活用し、高精度な仕上がりを実現しています。さらに、ミツトヨ製の真円度測定機や表面粗さ測定機で品質を徹底管理しています。

◇取組み
常に高精度加工を追求し、社内での技術研修や設備の更新を積極的に実施しています。2024年には新たなラッピングマシンを導入し、面粗度の更なる向上に成功しました。これにより、高度な要求にも柔軟に対応できる体制を整えています。

◇まとめ
円筒状の部品外周の高精度研削をお求めなら、偏心加工にも対応できるこの技術をご活用ください。ステンレスなどの難削材にも自信を持って対応します。小ロットから量産まで幅広く対応可能ですので、ぜひご相談ください。

◆企業情報
株式会社アミイダ
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