生産設備
金属部品を長持ちさせるために、めっきやコーティングで表面を保護するのは鉄則です。
しかし、「コーティングをしているのに、過酷な環境だといつの間にか剥がれてしまう…」というご相談をよくいただきます。
実は、皮膜が剥がれ落ちる最大の原因は、コーティングそのものではなく「母材(地金)の腐食」にあります。
今回は、そのメカニズムと、腐食を根本から防ぐ最新技術について解説します。
1. なぜ「保護」していても腐食してしまうのか?
腐食は、金属が空気中の酸素や水と反応して酸化することで発生します。
「工業用クロムめっき」は耐食性に優れた皮膜として広く知られていますが、実は製造工程でどうしても避けられない「宿命」があります。
硬質クロムめっきの「弱点」
それは、めっきが成長する過程で必ず発生するマイクロクラック(微細な割れ)です。
一見、隙間なく覆われているように見えるめっき面ですが、顕微鏡レベルでは無数のひび割れが存在します。過酷な環境下では、この微細な隙間に水分や塩分、薬品といった「腐食因子」が入り込み、一気に母材まで到達してしまうのです。
脱落・剥離のメカニズム
侵入: クラックを通り道にして腐食因子が母材に到達。
母材の腐食: めっきの内側で母材が酸化し、錆が発生。
脱落: サビの体積膨張により、めっきやコーティングが内側から押し上げられ、最終的にボロボロと脱落します。
2. 解決策:クラックを塞ぐ「ハイブリッドクロム」
この課題をクリアするために、オテックが開発・実用化したのが「ハイブリッドクロム」です。
ガラス系無機物による「封孔処理」
ハイブリッドクロムは、クロムめっき皮膜のマイクロクラックをガラス系の無機物で塞ぐ(封孔する)ことで、めっきと無機物を複合化させた技術です。
耐食性の劇的向上: 物理的に通り道を塞ぐため、キャス試験24時間を大幅に超える耐食性能を付与することに成功しました。
異物混入の防止: クラック内への微細な汚れや薬品の入り込みを防ぎます。
相手材への攻撃性低下: 表面が平滑化されるため、摺動時に相手材を摩耗させにくいという優れたデータも得られています。
3. 現場の「困った」をトータルで解決します
オテックでは、このハイブリッド技術だけでなく、「テフ・ロック(フッ素含浸)」や「クロアモール(超高硬度)」など、お客様の課題に合わせたオリジナル表面処理をご提案しています。
また、ロールの設計から材料選定、切削、製缶、表面処理、最終研磨まで社内で一貫生産が可能です。
「この環境ならどの処理が最適か?」「他社で断られた大型案件」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
【技術の詳細・お問い合わせはこちら】
[耐食性の常識を変える「ハイブリッドクロム」]
(https://www.otec-kk.co.jp/hard-chrome-plating/hybrid/)
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| 会社名 |
オテック 株式会社 (おてっく) |
エミダス会員番号 | 22467 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市城東区 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 3,000 万円 | 年間売上高 | 130,000 万円 |
| 社員数 | 55人 | 担当者 | 岩田 一希 |
| 産業分類 | 工作機械 / 測定機械 / 産業用機械 | ||
| 主要取引先 |
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