自動車(量産)
金属部品の製造方法として「鍛造」と「焼結(粉末冶金)」はどちらもニアネットシェイプ成形が可能な工法です。しかし、強度特性・コスト構造・適用範囲は大きく異なります。
■ 工法の基本的な違い
【鍛造】
金属素材(丸棒・ビレット)を加熱し、金型で加圧成形する工法。金属組織が緻密化し、鍛流線(ファイバーフロー)が形成されるため、高い機械的強度が得られます。
【焼結(粉末冶金)】
金属粉末を金型に充填・加圧成形した後、融点以下の温度で焼き固める工法。複雑形状を高い寸法精度で大量生産できますが、内部に微細な空孔(ポア)が残るため、密度は理論密度の85~95%程度です。
■ 主要特性の比較
・強度: 鍛造=高い(素材同等以上)/ 焼結=やや低い(空孔の影響)
・密度: 鍛造=理論密度の約100% / 焼結=85~95%
・疲労強度: 鍛造=高い(鍛流線効果)/ 焼結=低い(空孔が起点に)
・寸法精度: 鍛造=中程度(後加工必要)/ 焼結=高い(±0.05mm級)
・材料歩留まり: 鍛造=80~90% / 焼結=95%以上
・適正ロット: 鍛造=1,000個以上 / 焼結=10,000個以上
■ どちらを選ぶべきか?
【鍛造が適するケース】
・高強度・高靱性が求められる部品(駆動系部品、軸、歯車など)
・繰り返し荷重を受ける部品(等速ジョイント、減速機部品)
・安全性が重視される部品(ブレーキ部品、ステアリング部品)
・中ロット生産(月産数百~数万個)
【焼結が適するケース】
・複雑形状で高精度が必要な小型部品
・自己潤滑性が必要な含油軸受
・大量生産でコスト重視(月産数万個以上の小型部品)
・強度要求が比較的低い部品
■ 焼結鍛造(シンターフォージ)という選択肢
焼結品の弱点である空孔を鍛造で押し潰す「焼結鍛造」という複合工法もあります。コンロッドなどで採用実績がありますが、工程が増えるためコストは上がります。
■ 岡田工業の鍛造の強み
岡田工業は鉄鋼系の熱間鍛造を専門とし、強度・耐久性が最重要視される部品を得意としています。自動車用等速ジョイント部品は月産最大100,000ヶ、ロボット関節駆動用減速機部品はSCM420・SCM435Hで多数実績があります。
「現在焼結で作っている部品を、強度向上のため鍛造に変更したい」というご相談にも対応しています。お気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
岡田工業 株式会社
〒457-0078 愛知県名古屋市南区塩屋町二丁目1番地
TEL:052-811-1106
URL:https://www.okadakogyo.jp/
| 会社名 |
岡田工業 株式会社 (おかだこうぎょう かぶしきがいしゃ) |
エミダス会員番号 | 112232 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市南区塩屋町 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 10,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 137人 | 担当者 | 藤村 幹 |
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