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鍛造品では、「もう少し寸法精度を高めたい」「精度のばらつきを抑えたい」といった課題が生じることがあります。必要な精度を得るために切削加工を追加する方法もありますが、鍛造後の二次加工として検討できるのが冷間サイジング加工です。
冷間サイジング加工は、鍛造後の製品に圧力を加え、寸法や形状を整える加工です。材料を削って仕上げる切削加工とは異なり、塑性変形を利用して形状を整えます。鍛造品の寸法精度を高める方法を検討する際、選択肢の一つになります。
岡田工業株式会社では、温間鍛造に加えて冷間サイジング加工に対応しています。300Tサイジングプレスを複数導入しており、鍛造から二次加工までを含めた検討が可能です。この記事では、冷間サイジング加工の特徴と、鍛造品の精度向上を考える際に整理したいポイントを紹介します。
【技術・製品概要】
冷間サイジング加工は、鍛造後の製品に追加の成形を行い、寸法や形状を整える二次加工です。鍛造品に求められる精度や形状に合わせ、後工程として取り入れます。
岡田工業株式会社では、2002年に300Tサイジングプレスを新設しました。その後、2017年と2019年にも300Tサイジングプレスを増設しています。2019年には630T冷間フォージングプレスも新設しており、温間鍛造と冷間での加工を組み合わせた生産体制を整えています。
鍛造品の精度を高める方法は一つではありません。完成品に必要な寸法や形状を確認し、鍛造でどこまで成形するか、二次加工でどこを整えるかを考えることが重要です。
【特長・技術ポイント】
〈鍛造後の寸法や形状を整える〉
鍛造品は、成形した状態ですべての要求精度を満たすとは限りません。完成品に必要な寸法や形状に応じて、鍛造後の二次加工を検討することがあります。
冷間サイジング加工では、鍛造後の製品に圧力を加えて寸法や形状を整えます。鍛造だけでは対応が難しい精度を求める場合に、検討できる加工方法です。
〈切削とは異なる方法で精度向上を検討〉
寸法精度を高める方法として、切削加工を思い浮かべることがあります。冷間サイジング加工は材料を削る方法ではなく、塑性変形によって寸法や形状を整える点が異なります。
どちらが適しているかは、製品形状や要求精度などによって変わります。「精度を高めるために切削する」と決める前に、冷間サイジング加工を含めて加工方法を検討することがポイントです。
〈温間鍛造と冷間加工を組み合わせる〉
岡田工業株式会社が主力とする温間鍛造は、熱間鍛造と冷間鍛造の長所を併せ持っています。縮みしろが少なく、金型寸法に近い精度を得やすいことが特徴です。
完成品の条件から逆算し、温間鍛造で形状を作った後に必要な部分を冷間で整えるという工程を検討できます。前工程と二次加工を切り離さず、求める形状や精度から工程を考えることが大切です。
〈複数のサイジングプレスを導入〉
岡田工業株式会社では300Tサイジングプレスを複数導入しています。2002年の新設に続き、2017年、2019年にも設備を増設してきました。
冷間サイジング加工だけを単独で行うのではなく、金型製作や温間鍛造、検査などを含む製造工程の中で対応しています。鍛造品の寸法精度に課題がある場合も、前後の工程を確認しながら加工方法を検討できます。
【活用例】
〈鍛造品の寸法精度を高めたい場合〉
鍛造後の寸法精度を高めたい場合、冷間サイジング加工を検討できます。鍛造品に追加の成形を行い、必要な寸法や形状へ整えていく方法です。
求める精度や製品形状によって、冷間サイジング加工の適用可否は異なります。図面や寸法公差を確認し、どの部分にどの程度の精度が必要なのかを整理すると、加工方法を検討しやすくなります。
〈切削以外の二次加工を検討したい場合〉
鍛造後の精度を高めたいとき、切削加工だけを前提にする必要はありません。要求仕様によっては、冷間サイジング加工で寸法や形状を整える方法も候補になります。
加工方法を選ぶ基準になるのは、完成品に必要な品質です。製品形状、要求精度、鍛造後の状態などを確認し、どの二次加工が適しているかを考えます。
【判断軸・導入メリット】
〈冷間サイジング加工を検討するときの判断軸〉
冷間サイジング加工の適用を考える際は、「もっと精度を高めたい」という要望を具体的な条件に置き換えることが大切です。どの部分の寸法を整えたいのか、必要な公差はどの程度かを明確にすると、加工方法を判断しやすくなります。
相談時には、次のような情報を整理しておくと検討が進めやすくなります。
・部品の用途
・製品図面、形状
・仕様寸法
・材質
・必要な寸法公差
・精度を高めたい箇所
・数量
・使用環境
・現在の鍛造方法
・現在の二次加工
・加工後に予定している工程
すべての条件が確定している必要はありません。現在の図面や鍛造品の状態、寸法精度に関する課題を共有することで、冷間サイジング加工が選択肢になるか整理できます。
〈鍛造から二次加工まで一つの流れで考える〉
寸法精度の課題を二次加工だけで解決しようとすると、前工程との関係が見えにくくなることがあります。鍛造時の形状や精度も確認し、完成品までの工程全体を見ることが重要です。
岡田工業株式会社では、金型の設計・製造から材料受入、切断、加熱、鍛造、検査、出荷まで一貫した体制を整えています。温間鍛造と冷間サイジング加工を含め、求める形状や精度に合わせた製造工程を相談できます。
【まとめ】
鍛造品の寸法精度を高めたい場合、冷間サイジング加工は検討できる二次加工の一つです。材料を削る切削加工とは異なり、鍛造後の製品に圧力を加えて寸法や形状を整えます。
岡田工業株式会社では、温間鍛造に加えて冷間サイジング加工に対応し、300Tサイジングプレスを複数導入しています。適した加工方法は、製品形状や要求精度などによって異なります。用途、図面、材質、必要な寸法公差、数量、現在の加工方法などを共有することで、鍛造から二次加工まで含めた製造方法を相談できます。
【お問い合わせ先】
岡田工業株式会社
〒457-0078 愛知県名古屋市南区塩屋町2-1
TEL:052-811-1106
FAX:052-821-2429
URL:https://www.okadakogyo.jp/
| 会社名 |
岡田工業 株式会社 (おかだこうぎょう かぶしきがいしゃ) |
エミダス会員番号 | 112232 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市南区塩屋町 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 10,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 137人 | 担当者 | 藤村 幹 |
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