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複雑形状のアルミ部品を加工する際は、
「多面加工で段取りが増える」
「工程ごとに位置ズレが発生する」
といった課題に直面することが
少なくありません。特に複数面の
加工が必要な部品では、段取り回数の
増加が加工精度のばらつきや
リードタイムの長期化につながる
ケースも見られます。
従来のマシニング加工では、面ごとに
ワークを固定し直す必要があり、
そのたびに基準ズレや誤差が蓄積します。
結果として、最終精度の確保や
工程管理の負荷が大きくなります。
このような課題に対しては、工程を
集約しつつ精度を維持できる加工方法が
求められます。
アルミ多軸加工(5面加工・複合加工)は、
多面加工に伴うこれらの課題に対応する
有効な手段です。本記事では、段取り削減と
多面加工の効率化を実現する仕組みと、
加工体制の考え方を整理します。
【技術・製品概要】
多軸加工とは、複数軸を同時に制御し、
ワークの複数面を一度の段取りで加工する
技術です。5面加工では、ワークを固定した
まま複数方向から加工できるため、
工程の集約が可能になります。
複合加工では、複数の加工工程を
1台の設備で対応することで、段取り回数を
削減しながら精度と効率の両立を図れます。
アルミ部品やアルミダイカスト部品など、
複雑形状の加工に適した方法といえます。
【特長・技術ポイント】
〈段取り削減による精度安定〉
ワークの再固定回数を減らすことで、
位置ズレの発生要因を抑制できます。
段取り替えによる誤差の累積を防ぐことで、
全体の加工精度を安定させることが
可能です。
〈多面加工の工程集約〉
複数面の加工を一度に行うことで、
工程数を削減できます。これにより、
加工時間の短縮と生産効率の向上が
期待できます。
〈複雑形状への対応力〉
多軸制御により、従来は工程分割が
必要だった形状にも対応可能となります。
加工制約が少なくなることで、設計自由度の
高い部品にも適応できます。
〈設備台数を活かした生産効率〉
小型マシニングセンタを複数台活用することで、
多品種少量から量産まで柔軟に対応できます。
設備の分散活用により、生産効率と
対応力の両立が図れます。
【活用例】
〈アルミダイカスト部品の多面加工〉
複数方向からの加工が必要な部品でも、
段取り回数を削減することで、精度と効率の
両立が可能になります。
〈複雑形状部品の一体加工〉
工程分割が難しい部品でも、複合加工により
一体で加工することができます。
これにより、工程短縮と品質安定が
期待できます。
〈多品種少量生産への対応〉
品種ごとに形状が異なる場合でも、
工程を集約することで効率的な加工が
可能となります。柔軟な生産体制の
構築に寄与します。
【判断軸・導入メリット】
多軸加工の適用を検討される際は、
次の観点を整理いただくことが重要です。
・部品形状(多面加工の有無)
・要求精度および公差
・材質(アルミ、ダイカスト材など)
・数量とロット条件
・工程数と段取り回数
・納期条件
・治具設計の必要性
・設備構成(多軸加工機の有無)
・追加工や仕様変更の有無
これらを明確にすることで、多軸加工の
適用可否や導入効果を判断しやすく
なります。
【まとめ】
アルミ多軸加工(5面加工・複合加工)は、
段取り削減と多面加工の効率化を実現する
加工技術です。工程集約により、精度安定と
リードタイム短縮の両立が可能となります。
春近製作所では、小型マシニングセンタを
多数保有し、多軸加工を活用した柔軟な
生産体制を構築しております。
アルミダイカスト部品を中心に、複雑形状や
多面加工が必要な製品にも対応が可能です。
用途や必要精度、数量、納期、工程条件、
追加対応の有無を整理したうえでご相談
いただくことで、多軸加工を活用した最適な
加工体制を検討しやすくなります。
多面加工が求められる部品ほど、
加工方法の選定が重要になります。
【お問い合わせ先】
株式会社春近製作所
本社工場:岐阜県関市千疋大竹野2100
第1~第3工場:岐阜県岐阜市三輪大竹野962-140
TEL:058-229-6713
FAX:058-229-6763
URL:https://www.haruchika.co.jp
| 会社名 |
株式会社春近製作所 (かぶしきがいしゃはるちかせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 106218 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 岐阜県 関市 |
| 電話番号 | 058-229-6713 | FAX番号 | 058-229-6763 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 121人 | 担当者 | 田中久士 |
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