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パンチングメタルは、板材に多数の穴をあけた状態で使用するため、一般的な平板とは異なる曲げ加工の検討が必要になります。特に、穴の大きさや配列、曲げ位置によっては、曲げ部周辺の変形や外観への影響が問題になることがあります。既製のパンチングメタルを購入したものの、希望する形状に曲げられるか判断できないケースもあります。
そのため、パンチングメタルの曲げでは、単に板厚や曲げ寸法だけを見るのではなく、穴加工と曲げ加工を組み合わせた場合の成立性を確認することが重要です。市川鉸工業では、レーザー加工や板金加工、ベンダーによる曲げ加工に加え、プレス、ヘラ絞り、溶接などを組み合わせた複合加工にも対応しています。
【技術・製品概要】
パンチングメタルの曲げ加工は、穴が規則的に並んだ金属板をベンダーなどで所定の角度・形状に成形する加工です。画像のように、パンチングメタルを平面のまま使用するのではなく、必要な部分を曲げることで、カバー、台座、筐体部品、補強部材など、立体的な形状へ展開できます。
パンチングメタルは開口部が多いため、通常の無孔板と比べて曲げ部の状態を考慮する必要があります。特に曲げ線と穴の位置関係は、加工後の形状や見た目に関係する重要な条件です。
市川鉸工業では、50tから230tまでのベンダーを保有し、曲げ長1000mm、3000mm、4000mmの設備を備えています。高精度ベンダーを用いた多様な曲げ加工に加え、特殊曲げ用の簡易特型を社内設計で製作しており、形状に応じた加工方法を検討できます。
【特長・技術ポイント】
〈穴と曲げ位置の関係を考慮〉
パンチングメタルでは、曲げ線の近くに穴が配置されていると、曲げによって穴形状や周辺部分に影響が出る場合があります。そのため、図面を確認する際には、板厚だけでなく穴径、穴の配列、曲げ位置、曲げ角度などを合わせて確認することが重要です。
曲げ位置によっては、穴を避けて曲げる設計にするのか、穴の配置を維持したまま加工方法を検討するのかによって、対応方法が変わります。加工前の段階で図面を確認することで、後工程での手戻りを抑えやすくなります。
〈パンチングメタルを立体形状へ加工〉
パンチングメタルは、開口部を活かしながら、曲げによって必要な形状を持たせることができます。平板のままでは取り付けにくい部品でも、L字やコの字などの形状に加工することで、用途に合わせた構造へ展開できます。
市川鉸工業では、レーザー加工、板金曲げ、溶接などを組み合わせた加工に対応しています。板金加工では大型製缶構造物やホッパー形状などの加工実績もあり、単一工程だけでなく複数工程を組み合わせた製作にも対応しています。
〈曲げ加工だけでなく後工程まで検討〉
パンチングメタルを部品として使用する場合、曲げだけで加工が完了するとは限りません。端部の処理、他部品との接合、溶接、追加加工などが必要になる場合は、最初から一連の工程として検討することが重要になります。
市川鉸工業では、プレス、板金、ヘラ絞り、溶接を組み合わせた多工程加工に対応しています。加工方法を検討する段階から複数工程を考慮し、製品形状に合わせた加工工程を整理できます。
〈特殊な曲げ形状にも対応〉
パンチングメタルの用途によっては、標準的な90度曲げだけではなく、複数回の曲げや長尺部品への対応が必要になることがあります。こうした場合は、製品形状と加工設備の組み合わせを事前に確認することが欠かせません。
市川鉸工業では、曲げ長4000mmまで対応するベンダーを保有しています。また、特殊曲げ用の簡易特型を社内設計で製作しており、一般的な曲げ加工だけでは対応しにくい形状についても加工方法を検討できます。
【活用例】
〈通気性を必要とするカバー・囲い〉
パンチングメタルは開口部を持つため、空気の流れを確保しながら部品としての形状を整えたい用途に利用できます。平板を曲げて立体化することで、取り付け部分や側面を一体化した部品として使用しやすくなります。
〈台座・支持部品〉
画像のようなパンチングメタルの台座形状では、平板に曲げを加えることで、部品を支える形状を形成できます。図面上で必要な外形や曲げ位置を確認し、穴加工と曲げ加工の関係を整理しておくことがポイントになります。
〈設備・機械向け部品〉
産業機械や設備では、パンチングメタルをカバーや仕切り、保護部材などに使用するケースがあります。使用環境や取り付け方法によって必要な形状が異なるため、曲げ加工だけでなく、溶接や追加加工まで含めて検討すると加工工程を整理しやすくなります。
【判断軸・導入メリット】
パンチングメタルの曲げを外注・加工依頼する際には、次の情報を整理しておくと、加工可否や適した工程を検討しやすくなります。
・パンチングメタルの材質
・板厚
・穴径、穴形状、穴の配列
・材料の外形寸法
・曲げ位置
・曲げ角度、曲げ回数
・必要な曲げ長さ
・完成品の外形寸法
・数量
・使用環境
・溶接や追加加工の有無
・図面または3Dデータの有無
特に重要なのが、穴加工と曲げ加工を別々に考えないことです。パンチングメタルは穴の配置そのものが製品機能や外観に関係するため、曲げ後の状態まで含めて加工方法を検討する必要があります。
また、数量によっても適した進め方は変わります。市川鉸工業では、簡易試作から小ロット、中ロット、量産までの生産体制を整えており、プレス、板金、ヘラ絞りなどを組み合わせた加工にも対応しています。
【まとめ】
パンチングメタルの曲げ加工では、板厚や曲げ寸法だけでなく、穴の配置と曲げ位置の関係を確認することが重要です。特に立体形状の部品では、曲げ後の穴形状や外観、取り付け方法まで含めて加工方法を検討する必要があります。
市川鉸工業では、レーザー加工、ベンダーによる曲げ、プレス、ヘラ絞り、溶接などを組み合わせた金属加工に対応しています。パンチングメタルの曲げについても、用途、図面、材質、板厚、穴配置、数量などの条件を整理することで、加工方法や後工程を含めた検討につなげることができます。
パンチングメタルを希望形状へ曲げられるか判断したい場合は、完成形状だけでなく、材料の状態や穴配置、必要な加工工程まで整理して相談することがポイントです。
【お問い合わせ先】
市川鉸工業株式会社
〒370-1203 群馬県高崎市矢中町1131-1
TEL:027-346-2616
FAX:027-346-1065
URL:https://i-shibori.com/
| 会社名 |
市川鉸工業株式会社 (いちかわしぼりこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 106142 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 群馬県 高崎市 |
| 電話番号 | 027-346-2616 | FAX番号 | 027-346-1065 |
| 資本金 | 1,200 万円 | 年間売上高 | 50,000 万円 |
| 社員数 | 30人 | 担当者 | 堀野暉史 |
| 産業分類 | 工作機械 / 家具 / 照明器具 | ||
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