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アルミ(YH75)の丸棒から、長尺の筒状部を持つアルミ部品を製作しました。
主な加工寸法は、外径φ35mm、内径φ29mm、全長124mmです。筒状部の加工に加え、両端部にはM32×P1.5の外ねじ加工を行っています。
YH75は、高い強度を持つアルミ合金です。今回は既製のパイプ材を使用するのではなく、無垢の丸棒から必要な形状を削り出しました。
■加工品の概要
・外径:φ35mm
・肉厚:片側3mm
・全長:124mm
・両端部:M32×P1.5 外ねじ加工
この部品で特に注意が必要なのは、長尺の内径加工と、薄肉部へのねじ加工です。
筒状部の肉厚は片側3mmですが、端部にはM32×P1.5の外ねじを加工しています。ねじ谷部では外径がφ30mm程度まで小さくなるため、内径φ29mmとの間に残る肉厚は片側約0.6mmと非常に薄くなります。
このような薄肉部へのねじ切りでは、切削抵抗による変形やびびり、チャッキングによるつぶれなどに注意が必要です。
さらに、長さ124mmにわたる内径φ29mmの加工では、工具の突き出しが長くなるため、びびりや入口側と奥側の内径差、切りくずによる内面の傷などにも注意しながら加工を進めました。
■長尺・薄肉加工で注意するポイント
長尺の内径加工では、工具を穴の奥まで入れる必要があります。工具の突き出しが長くなるほど、びびりや寸法のばらつき、切りくずによる内面傷などが発生しやすくなります。
また、薄肉になった部分はチャックで強くつかむと変形するおそれがあります。加工途中でつかみ直す場合には、それまでに加工した内径・外径・ねじ部との芯ズレにも注意が必要です。
そのため、一度に寸法を仕上げるのではなく、工具の振動や切りくずの排出状態を確認しながら段階的に加工を進めます。また、薄肉部に過度な力がかからないよう保持方法や加工順を検討し、各加工部の位置関係を維持しながら仕上げました。
■丸棒から削り出す理由
希望する材質、外径、内径、肉厚をすべて満たす既製パイプが見つからない場合は、丸棒からの削り出しが選択肢となります。
材料の入手性だけでなく、今回のように端部のねじや段差などを一体で加工できることもメリットです。一方、無垢材から内径を大きく除去するため、加工時間や薄肉部の変形を考慮した工程設計が必要になります。
郡山技研では、アルミをはじめ、各種金属材料の丸棒からの削り出し、長尺内径加工、薄肉加工、ねじ加工を含む小ロット部品に対応しています。
既製のパイプ材では材質や寸法が合わない場合も、図面を確認し、加工手順や保持方法を含めて製作方法を検討します。ぜひお問い合わせください。
お問い合わせはホームページのお問い合わせフォームからどうぞ。
→https://www.koriyama-giken.co.jp/
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| 会社名 |
株式会社郡山技研 (かぶしきがいしゃこおりやまぎけん) |
エミダス会員番号 | 106096 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 みよし市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 7人 | 担当者 | 村上憲香 |
| 産業分類 | 治工具 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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