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► 切削工具の選び方と活用法
切削工具はモノづくりの現場では欠かせない存在ですが、適切な選択と使用方法を知っていますか?私たち永瀬工具研磨は40年以上にわたり、お客様の切削加工における課題解決に取り組んできました。今回は私たちの経験から得た知識をもとに、切削工具の特徴やデメリット、選び方のポイントをお伝えします。
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【切削工具の基本特徴】
切削工具には様々な種類があり、それぞれに特性があります。
● エンドミル
・回転しながら側面や底面で切削する工具
・マシニングセンタなどで多用される
・材質:超硬、ハイス、サーメットなど
・形状:スクエア、ボール、ラジアス、テーパーなど
✔ 用途に合わせた選定が重要
● ドリル
・穴あけに特化した工具
・直進性と排出性のバランスが重要
・一般的なものから特殊形状まで多様
※ 適切な切削条件設定がポイント
● タップ・リーマー
・タップは雌ねじ加工用
・リーマーは穴の仕上げ加工用
・高精度な加工に不可欠
⇨ 精度維持には定期的なメンテナンスが必須
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【切削工具のデメリットと対策】
どんな工具にもデメリットはあり、それを知って対策することが長寿命化につながります。
➤ よくある問題と解決策
◎ 工具の摩耗
・切れ味の低下→加工精度の悪化→不良品発生
・対策:適切なタイミングでの再研磨、コーティング選択
☑ 初期コストを抑えるためにハイスを選ぶか、耐久性を重視して超硬を選ぶかは使用条件で判断しましょう
◎ チッピング(欠け)
・急激な負荷や不適切な切削条件で発生
・対策:適切な切削条件の設定、工具経路の最適化
※ 特に硬質材料の加工時は注意が必要
◎ ビビリ(振動)
・表面粗さの悪化、工具寿命の低下の原因に
・対策:不等リード・不等分割エンドミルの採用、剛性の高い工具選定
☆ 当社オリジナル不等リードエンドミルはビビリ抑制に抜群の効果があります
◎ コスト面での課題
・高品質な工具ほど初期投資が大きい
・対策:再研磨による長寿命化、用途に合わせた工具選定
⇨ トータルコストで考えると、品質の高い工具+適切な再研磨が最も経済的
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【類似工具との違い】
似たような工具でも性能や特性は大きく異なります。
● 超硬エンドミル vs ハイスエンドミル
《超硬》
・高硬度材料の加工に適している
・高速加工が可能
・耐摩耗性に優れる
・脆性がありチッピングに注意
《ハイス》
・初期コストが低い
・靭性が高く、衝撃に強い
・再研磨が容易
・高温での硬度低下が課題
✔ 材料・加工条件に合わせた選択が重要
● ソリッドドリル vs 超硬インサートドリル
《ソリッド》
・高精度な穴あけが可能
・再研磨による長寿命化
・コスト効率が良い
《インサート》
・チップ交換が容易
・大径穴に適している
・初期コストは高め
★ 加工数と穴径で選定するのがオススメ
● 手動タップ vs 機械タップ
《手動》
・作業者の感覚で制御
・小ロット生産に向いている
《機械》
・高速・安定した加工
・大量生産に適している
⇨ 生産規模と求められる精度で選ぶべき
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【最適な切削条件の考え方】
工具の性能を最大限に引き出すには、適切な切削条件の設定が不可欠です。
➤ 基本パラメータ
・切削速度(VC):材料と工具に応じて設定
・送り速度(F):表面粗さと生産性のバランス
・切込み量:工具の剛性と出力に配慮
・回転数(S):工具径と切削速度から算出
➤ 材料別の推奨条件(一般的な目安)
《鉄鋼材料》
・切削速度:中速〜低速
・送り:中程度
《アルミニウム》
・切削速度:高速
・送り:大きめ
《難削材(チタン、インコネルなど)》
・切削速度:低速
・送り:小さめ
・剛性確保が最重要
※ これはあくまで目安となります
➤ 切削油剤の選択
・水溶性:冷却性重視
・油性:潤滑性重視
・エアブロー/ミスト:小径工具や特殊加工
⇨ 加工方法と材料に合わせて最適なものを
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【再研磨のメリットと適切なタイミング】
再研磨は単なるコスト削減だけでなく、持続可能なものづくりにも貢献します。
● 再研磨のメリット
◎ 経済的メリット
・新品購入コストの30〜50%削減
・高価な特殊工具ほど効果大
◎ 環境的メリット
・資源の有効活用
・廃棄物削減
◎ 加工品質
・適切な再研磨で新品同等の切れ味
・特に超硬工具は複数回の再研磨が可能
● 最適な再研磨タイミング
✔ 以下の兆候が見られたら再研磨のサイン
・切削抵抗の増加
・仕上げ面粗さの悪化
・切削音の変化
・寸法精度のばらつき
※ 摩耗が進みすぎると再研磨できなくなることもあるため、早めの対応がおすすめ
● 再研磨時の注意点
・形状精度の維持が重要
・芯ブレを最小限に抑える技術が必要
・再研磨後のコーティングも検討すべき
►再研磨事例はこちら
https://ja.nc-net.or.jp/company/105573/product/detail/261745/
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【オリジナル工具のご提案】
標準品だけでは解決できない加工課題は、オリジナル工具の製造でブレイクスルーを実現できます。
● こんな場合にオリジナル工具が有効
・複数工程を1本の工具で完結させたい
・特殊形状の加工で既製品が合わない
・量産加工で工具寿命を延ばしたい
・ビビリを抑制して表面品質を向上させたい
● 当社のオリジナル工具例
・不等リード・不等分割エンドミル
・複合加工用特殊形状エンドミル
・長寿命コーティング対応ドリル
・特殊アルミ加工用高能率エンドミル
✔ 設計から製造まで一貫対応で、お客様の課題に最適な工具をご提案します。
✔ 納期・コスト・性能のバランスを考慮した最適解をご提供します。
►特殊品など製作事例はこちらへ
https://ja.nc-net.or.jp/company/105573/product/detail/261795/
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【まとめ:切削工具を活かすポイント】
1. 適材適所の工具選定
⇨ 加工内容・材料・生産量に合わせた最適な工具選択
2. 適切な切削条件設定
⇨ 工具寿命と生産性のバランスを考慮
3. 定期的なメンテナンス
⇨ 早めの再研磨で長寿命化とコスト削減
4. 専門家への相談
⇨ 加工課題は工具のプロに相談が近道
「工具のことなら永瀬工具研磨にお任せください。お客様の生産性向上と加工課題解決に、腕によりをかけて対応させていただきます!」
集荷・配達もしております。
【配達可能地域】
島根県松江市、島根県出雲市、島根県雲南市(一部地域要相談)、島根県安来市(一部地域要相談)、島根県仁多郡
【配達可能要相談地域】
島根県大田市、島根県浜田市、島根県江津市、島根県益田市、島根県飯石郡、島根県邑智郡、島根県鹿足郡、鳥取県米子市、鳥取県境港市、鳥取県倉吉市、鳥取県鳥取市、鳥取県東伯郡、鳥取県西伯郡、鳥取県日野郡、鳥取県岩美郡、鳥取県八頭郡 等
全国各地、発送でのご依頼も承っております。
【納入実績】
島根県、鳥取県、岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、愛知県、静岡県、富山県、石川県、福井県、長野県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、福岡県、熊本県、宮崎県 等
お気軽にお問い合わせください。
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【会社概要】
社名: 有限会社 永瀬工具研磨
住所: 〒699-0406 島根県松江市宍道町佐々布475
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技術相談・見積依頼フォームURL:https://ja.nc-net.or.jp/company/105573/inquiry/
| 会社名 |
有限会社永瀬工具研磨 (ながせこうぐけんま) |
エミダス会員番号 | 105573 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 島根県 松江市 |
| 電話番号 | 0852-66-0780 | FAX番号 | 0852-66-3469 |
| 資本金 | 300 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 14人 | 担当者 | 星野 英里子 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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