工作機械
冶具
生産設備
► テーパーエンドミルとは
テーパーエンドミルは、刃径が先端に向かって細くなる形状を持つ切削工具です。この独特な形状が、金型加工や精密部品製造において重要な役割を果たしています。当社永瀬工具研磨では、お客様の様々な加工ニーズに合わせたテーパーエンドミルの再研磨・製作を承っております。
● テーパーエンドミルの主な特徴
・傾斜面や深彫り加工に最適
・高い剛性と振れ防止性能
・優れた切り屑排出性
・精密な3次元形状の加工が可能
・金型などの複雑形状に対応
【テーパーエンドミルのメリット】
✔ 深彫り加工時の工具干渉を軽減
✔ 刃先剛性を保ちながら側面のクリアランスを確保
✔ 振動を抑えた安定加工が実現
✔ 表面粗さの向上によるバリ発生の抑制
✔ 加工時間の短縮による生産性向上
【主なデメリットと対策】
△ 通常のストレートエンドミルに比べて高価
⇨ 再研磨サービスによるコスト削減が効果的
△ 再研磨時の精度維持が難しい
⇨ 当社の高精度研磨技術で対応
● 類似工具との違い
スクエアエンドミルとの違い
・スクエアエンドミル → 平面加工に最適、段差がシャープ
・テーパーエンドミル → 先端に向かって細くなる形状で傾斜面加工に強み
ラジアスエンドミルとの違い
・ラジアスエンドミル → 側面と底面の角にRが付いた形状
・テーパーエンドミル → 全体が先端に向かって細くなる傾斜構造
【最適な切削条件のポイント】
テーパーエンドミルの性能を最大限に発揮させるためには、適切な切削条件の設定が不可欠です。
回転速度、 送り速度、 切込み量については工具メーカーが提示する推奨値を参考にしつつ、実際の加工状況に合わせて調整が必要です。
★ 加工時の注意点
・急激な方向転換を避け、滑らかな工具経路を設定
・剛性維持のためチャッキング部分を十分確保
・テーパー部分の切削負荷を考慮した加工順序
【再研磨のメリットと当社の強み】
◎ コスト削減効果
・新品購入コストの50〜70%削減も可能
・寿命延長による工具コスト低減
・在庫管理コストの最適化
◎ 環境負荷低減
・資源の有効活用
・廃棄物削減による環境保全
・SDGs対応への貢献
◎ 当社ならではの再研磨技術
・テーパー角度の精密維持
・先端特殊形状の追加工
・最新のCNC工具研削盤による高精度加工
─────────────────────────
● テーパーエンドミル活用事例
・金型製造での深彫り加工
・航空機部品の精密加工
・自動車部品の複雑形状加工
・医療機器部品の高精度加工
・電子部品金型の微細加工
【お客様からのよくある質問】
Q:どのくらいの頻度で再研磨すべきですか?
A:切削条件や材質にもよりますが、刃先の欠けや磨耗が見られた時点での対応をお勧めします。早めの再研磨が工具寿命を延ばします。
Q:テーパーエンドミルの寿命は?
A:適切な再研磨とメンテナンスで、新品の3〜5倍の寿命延長が可能です。当社では、再研磨時に最適なコーティングもご提案しています。
Q:特殊な形状のテーパーエンドミルは製作可能ですか?
A:はい。図面やサンプルをお持ちいただければ、お客様の加工ニーズに合わせたオリジナル工具を製作いたします。
【まとめ】
テーパーエンドミルは、金型や精密部品製造における重要な工具です。その特性を理解し、適切な切削条件で使用することで、加工精度と効率を大幅に向上させることができます。また、専門技術による再研磨サービスを活用することで、工具コストの削減と長寿命化が実現します。
永瀬工具研磨では、お客様の加工における課題解決のパートナーとして、高精度な再研磨と技術サポートを提供しています。お気軽にご相談ください。
■会社概要
社名: 有限会社 永瀬工具研磨
住所: 〒699-0406 島根県松江市宍道町佐々布475
TEL:0852-66-0780 / FAX:0852-66-3469
HP:https://nagasetool.com
資料ダウンロードフォーム:https://ja.nc-net.or.jp/company/105573/dl/catalog/211482
技術相談・見積依頼フォーム:https://ja.nc-net.or.jp/company/105573/inquiry/
| 会社名 |
有限会社永瀬工具研磨 (ながせこうぐけんま) |
エミダス会員番号 | 105573 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 島根県 松江市 |
| 電話番号 | 0852-66-0780 | FAX番号 | 0852-66-3469 |
| 資本金 | 300 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 14人 | 担当者 | 星野 英里子 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
