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【新登場のAdjustMan 1tバージョンとは】
全自動レベル調整システム「AdjustMan」に、より手軽に導入できる1tバージョンが追加されました。これまでの5tモデルが大型装置向けだったのに対し、1tモデルは中小規模設備や工作機械のレベル調整を目的に設計されています。必要十分な耐荷重性能を維持しつつ、構成をコンパクトにまとめたことで、一式価格を大幅に抑えることに成功しました。
【AdjustManの基本構成と動作原理】
AdjustManは、無線・デジタル精密水準器「LevelMan」で多点同時に測定したデータをもとに、全自動レベル調整ソフトウェアが昇降量を瞬時に算出し、電動精密アジャスターを制御します。人の手を介さず、ミクロン単位でのレベル出しが自動で完了する仕組みです。東京都立産業技術研究センターとの共同研究から生まれた技術です。
【1tバージョンと5tバージョンの比較】
5tモデルは、耐荷重50kN、昇降荷重40kNを誇る大型装置向けの構成で、LevelMan ADL-T5を4台使用しています。一方、新登場の1tバージョンは、耐荷重10kN、昇降荷重10kNと必要十分な性能を確保しながら、以下の構成で大幅なコストダウンを実現しました。
<1tバージョン構成内容>
・LevelMan ADL-G-020 × 2台
・電動精密アジャスター × 4台
・全自動レベル調整ソフトウェア × 1本
・耐荷重:10kN
・昇降荷重:10kN
・一式価格:1,000,000円
<5tバージョン構成内容 >
・LevelMan ADL-T5 × 4台
・電動精密アジャスター × 4台
・全自動レベル調整ソフトウェア × 1本
・耐荷重:50kN
・昇降荷重:40kN
・一式価格:5,000,000円
【導入しやすい価格と最適な用途】
1tモデルは、一式100万円という導入しやすい価格設定で、これまでコスト面で自動化を見送っていた中小規模の製造現場にも最適です。小型工作機械や測定装置、精密組立機など、数トン未満の設備のレベル出しに十分対応できます。人手による微調整や繰り返し測定の手間を省き、3分で安定したレベル出しを完了させることができます。
【LevelMan ADL-Gとの組み合わせによる利点】
1tモデルで採用されているLevelMan ADL-G-020は、重力センサーを用いたXY2軸同時測定タイプです。これにより、従来の単軸計測と異なり、ねじれや複合傾斜もリアルタイムに把握することができます。デジタル出力と無線通信機能を備えており、離れた場所からでもタブレットやPCでデータ確認が可能です。さらに、帳票自動生成機能により、作業報告も自動化できます。
【5tバージョンとの性能差と選定ポイント】
5tモデルは大型工作機械やプラント設備など、重量物を支える現場で高い評価を得ています。大荷重を支えながら±10mmの揚程を制御でき、50kNの耐荷重に対応する頑丈な構造が特徴です。ただし、その分コストが高く、小型設備にはオーバースペックとなる場合があります。1tバージョンは、こうした中小規模装置向けに最適化され、必要な精度と機能を維持しながら軽量・省コストを実現しています。
【まとめ:中小設備の自動化を現実にする選択】
AdjustMan 1tバージョンは、コンパクトかつリーズナブルに仕上げた新しい自動レベル調整ソリューションです。中小製造業におけるレベル出しの自動化を身近にし、作業効率と精度を同時に向上させます。初めて自動レベル出しを導入する企業にも最適なエントリーモデルです。
【お問い合わせ先】
株式会社 Any Design
〒183-0014 東京都府中市是政 1-43-22
TEL:042-315-9801
URL:https://anydesign.jp/
| 会社名 |
株式会社 AnyDesign (えにでざいん) |
エミダス会員番号 | 102439 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 府中市 |
| 電話番号 | 042-315-9801 | FAX番号 | |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 4人 | 担当者 | 伊藤 克 |
| 産業分類 | 測定機械 | ||
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