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【はじめに】
精密装置の製造ラインにおいて、レベル出しとレベル調整は製品品質を左右する重要な工程です。従来は熟練作業者による手作業が求められていましたが、全自動レベル調整システム「AdjustMan(アジャストマン)」の登場により、この工程が劇的に変わりつつあります。本記事では、デジタル水準器「LevelMan(レベルマン)」との連携によって実現する工数削減効果と、その技術的背景について解説します。
【AdjustManとは】
AdjustManは、複数のデジタル精密水準器「LevelMan」から取得したデータを基に、精密アジャスターの昇降を全自動で制御するシステムです。東京都立産業技術研究センターとの共同研究により開発され、ミクロン単位の高精度な調整を可能にしています。
【LevelManによる正確なレベル出し】
LevelManは、JIS規格に準拠した気泡管を画像センサーで読み取り、無線通信によりリアルタイムで複数の測定値を取得できるデジタル水準器です。特にADL-T5シリーズは10点同時測定に対応しており、精密装置のベースレベルを迅速に把握できます。
【AdjustManの構成と動作】
AdjustManは以下の構成で動作します。
・LevelMan複数台(無線データ送信対応)
・全自動レベル調整ソフトウェア(Windows対応)
・電動精密アジャスター(上下動/回転タイプ選択可能)
LevelManで得た多点データをもとに、専用ソフトが瞬時に各箇所の必要な昇降量を演算。Bluetooth通信で制御指令を送り、アジャスターが自動昇降することで、すべての調整が完了します。
【精密装置製造ラインへの導入メリット】
1. 工数の大幅削減
複数箇所の測定・調整を自動化することで、従来2〜3人がかりで行っていた作業が、1人で3分以内に完了します。ラインの立ち上げ時間が短縮され、生産スケジュールの安定化にも貢献します。
2. 精度と再現性の向上
AdjustManは0.001mm/m単位の分解能を備えており、ねじれの補正も含めた高精度な調整が可能です。作業者の熟練度に左右されず、均一な品質を確保できます。
3. 品質管理の標準化
全データはリアルタイムで保存され、帳票として自動出力されます。記録ミスの防止に加え、工程内の品質トレーサビリティも実現できます。
【注意点:新規設備専用】
AdjustManは、新たに導入される精密装置やライン構成への対応を前提としたシステムです。現時点では、既設機器への後付けには対応しておらず、設計段階からの導入が必要です。この点を踏まえた上で、設備更新や新規ライン構築時の選定が推奨されます。
【都産技研との共同開発背景】
AdjustManは、東京都立産業技術研究センターとの共同研究に基づき開発されました。共同研究では、都産技研の強度試験室や幾何形状測定室を活用し、実際の製造現場を想定した精度検証を実施。耐荷重50kN、分解能0.001mm/m、揚程±6~10mmという高性能が確認されました。
【今後の展開と対応力】
AdjustManとLevelManは、装置構成や使用環境に応じたカスタマイズにも対応しています。例えば、設置環境に合わせて回転型アジャスターを選択することや、帳票形式を顧客仕様に合わせるなど、柔軟な対応が可能です。
【まとめ】
AdjustManは、精密装置の製造ラインにおけるレベル調整工程を根本から変える革新的なシステムです。LevelManとの連携により、作業時間を短縮し、品質の安定化と標準化を同時に実現できます。新規導入を前提とした設備環境でこそ、その真価を最大限に発揮します。
【お問い合わせ先】
株式会社 Any Design
〒183-0014 東京都府中市是政 1-43-22
TEL:042-315-9801
URL:https://anydesign.jp/
| 会社名 |
株式会社 AnyDesign (えにでざいん) |
エミダス会員番号 | 102439 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 府中市 |
| 電話番号 | 042-315-9801 | FAX番号 | |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 4人 | 担当者 | 伊藤 克 |
| 産業分類 | 測定機械 | ||
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