三和産業が産声を上げたのは百年前の1918年(大正7)。折しも世界では第一次世界大戦が終結し、日本では初の本格的な政党内閣が誕生した記念すべき年です。以来、三和産業は株式会社日立製作所のパートナー企業として、21世紀の今日まで、研磨という分野で技術やノウハウを“研き”続けてきました。
そして今日では、電解研磨やバフ研磨、電解複合研磨、精密洗浄といった金属表面処理における基幹的な技術の向上だけでなく、「チタン電解研磨」に代表される特許技術、独自技術を自社開発するまでに至っています。
また、“研磨”以外の依頼も日立製作所グループから頂き続け、鉄道車両製造における断熱作業やグラインダー作業、プラント製造におけるグラインダー作業や酸洗作業、半導体製造における精密洗浄作業や精密組み立て作業に従事しております。依頼に対して真摯に向き合うことで、人を研き、成長を実感でき、自ら専門分野を創り出し、活躍できる場所が無限大に広がっております。
こうした飛躍的成長を支えてきたのは、何より三和産業が誇る人財と言えます。彼らは皆、研磨や表面処理について高度な技術を習得したこの道のスペシャリストにほかなりません。まさに「技術の前に人ありき」が三和イズム。技術を研き、人を研く企業でありたい──それが三和産業の信条です。
三和産業 株式会社
代表取締役 弘中 大久
最終更新日:2025-05-14
環境宣言
基本理念
三和産業株式会社は、地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し、全組織を挙げて環境負荷の低減及び環境保護に努力します。
方針
三和産業株式会社は、研磨を中心とした金属の表面処理加工に係る全ての活動、製品及びサービスの環境影響を改善するために、次の方針に基づき環境マネジメント活動を推進して地球環境との調和を目指します。
1.当社の事業活動、製品又はサービスに係わる環境影響を常に認識し、環境汚染の予防及び環境保護を推進するとともに、環境マネジメント活動の継続的改善を図ります。
なお、環境保護には、持続可能な資源の利用、気候変動の緩和及び気候変動への適応、並びに、生物多様性及び生態系の保護などを含みます。
2.当社の活動、製品又はサービスに係わる環境関連法規、その他要求事項を順守します。
3.当社の活動、製品又はサービスに係わる環境影響のうち、以下の項目を環境管理重点テーマとして取組みます。
(1)電力使用量の削減
(2)産業廃棄物の削減
(3)工場周辺の清掃活動
4.一人ひとりが環境負荷低減活動を積極的に実践できるように、この環境宣言を全従業員に周知するとともに、一般の人々が入手できるようにします。
5.関連する地域のパートナーシップに基づく地域の環境改善活動に積極的に参画します。
上記の方針達成のために、環境改善目標を設定し、定期的(年1回、原則3月)に見直し環境マネジメント活動を推進します。
制定日 2018年11月1日
KES・環境マネジメントシステム・スタンダード 2019年4月1日取得
最終更新日:2025-05-14
| 大正7年(1918) 創業者弘中与作が個人経営として、株式会社日立製作所笠戸工場へ燃料・鋳物砂・サンドブラスト砂などを納入始業。終戦後は株式会社日立製作所専属下請工場として車両部品の研磨、鋳物仕上げ、溶接組み合わせ、仕上げ作業などを営業。 |
| 昭和33年(1958) 株式会社日立製作所笠戸工場が科学装置の製造開始に伴い、特命により科学装置部品の製缶溶接組み合わせ、バフ研磨、酸洗、塗装などの請負開始。 |
| 昭和34年(1959) 三和産業恋ヶ浜工場を開設してワイヤーロープの各種加工販売並びにバフ研磨などを一般からも請負始業。 |
| 昭和36年(1961)12月 個人企業三和産業商会を三和産業株式会社改組。 |
| 昭和48年(1973)6月 下松市大字末武下680-16、西沖臨港工業団地へ2217.41m2の工場用地を取得。電解研磨、バフ研磨、その他新しい表面処理装置の本格的拡張に備え、(有)光洋化研工業とめっき業務を技術提供。 |
| 昭和55年(1980)11月 株式会社日立製作所笠戸工場と共同研究により小型プラントの電解研磨第1号機を完成。 |
| 昭和56年(1981)2月 独自に「パイプ内面の電解研磨方法」について特許出願。 |
| 昭和61年(1986)7月 特許確定登録。 |
| 昭和56年(1981)3月 三和産業恋ヶ浜工場内に小物電解研磨装置を設置。 |
| 昭和58年(1983)6月 西沖臨海工業団地へ新たに廃水処理に関する県知事の許可を得て、電解研磨工場建設し、本社並びに恋ヶ浜工場を西沖へ移転集約。 |
| 昭和62年(1987) 技術開発事業として財団法人中小企業事業団より委託を受けステンレス製大型プラントのタンク内電解研磨を開発する。 |
| 平成4年(1992) 「管板に固着した金属パイプ面の電解研磨装置」について特許出願。平成9年(1997)1月、特許確定登録。 |
| 平成5年(1993) 「鏡体部の電解研磨装置」について特許出願。 |
| 平成11年(1999)7月 特許確定登録。 |
| 平成9年(1997)3月 本社事務所3階建改築。 |
| 平成14年(2002)7月 「チタン又はチタン合金の電解研磨法及びそれに用いる電解研磨処理液の振動攪拌装置」について特許出願。 |
| 平成14年(2002) 中小企業総合事業団よりチタン電解研磨で委託研究事業実施。 |
| 平成15年(2003)4月 中小企業経営革新支援法の規定に基づき、「新技術開発による経営改善」について山口県より承認を受ける。 |
| 平成16年(2004)1月 「チタン又はチタン合金の電解研磨方法とその装置」について特許出願。 |
| 平成16年(2004)2月 中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法の規定に基づき、「複雑形状を有する医療用チタン及びチタン合金材料への鏡面電解研磨法」の研究開発、事業化及び需要開拓について、山口県より認定を受ける。 |
| 平成27年(2015)6月 平成25年度補正中小企業ものづくり補助事業に採択、「ステンレス鋼の不動態処理工程の確立」。 |
| 平成28年(2016) 新潟県燕市『磨き屋シンジケート』主催の「金属研磨仕上競技会」において、「最優秀大賞」、「最優秀賞」を受賞。 |
| 令和元年(2019) 蛍光X線分析計、工業用ビデオスコープ採用。 |
最終更新日:2025-05-14
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