ヤマザキマザック<1台であらゆる加工が可能なレーザ加工機 SUPER TURBO-X 510MkⅢ RTC>
2010-11-16 |
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ヤマザキマザック株式会社(社長:山崎智久、愛知県大口町、TEL:0587-95-1131)は、 2次元レーザ加工機にパイプ加工機能やタップ加工機能、面取り加工機能を備えた SUPER TURBO-X 510 MkⅢRTCシリーズ(スーパーターボ エックス510 マークスリー アールティーシー)を10月28日~11月2日まで行なわれた第25回日本国際工作機械見本(JIMTOF2010)に出展し発表と同時に販売を開始しました。 鉄・ステンレス・アルミなど、薄板から厚板まで高速・高精度に加工できる、2次元レーザ加工機の得意とする性能をベースに、パイプ加工、立体成形物の上面へのレーザ加工、後工程で行なっているタップや面取り加工を1台でできるように機械を一新しました。 従来、オペレータの経験や技量に依存していたノズル交換や焦点位置の調整作業を自動化し、多種多様な部品の製作に於いても、最適な加工が行なうことが可能です。 また、KEN OKUYAMA DESIGNとの総合デザインコラボレーションにより、エルゴノミクス(人間工学)に配慮したデザインを採用し、作業性を良くしました。 SUPER TURBO – X 510MKⅢ RTC 1. 開発の背景 生産現場では量産の仕事が減り、多品種少量生産の仕事が増えてきている反面、多工程に渡る作業や段取り替え作業が多く、時間がかかり、利益に繋がらないケースが多く見られます。 また、加工条件不一致による加工不良品の発生や突然の機械停止などにより、生産スケジュールが狂い、納期遅延が起きるケースも見受けられます。 当社では、一般的な平板板金の多種多様な仕事のみでなく、パイプ加工や立体形状の上面穴あけなど、幅広く、且つ1台で完結できるよう、数々の機能を開発し2次元レーザ加工機のメリットを更に拡張させました。 さらに、レーザ加工を行なう際、作業者の経験や段取り作業を自動化した数々の機能を搭載、また最小限にするモニタリングシステムも搭載しました。 2. SUPER TURBO-X MkⅢ RTCの特長 1) パイプ加工を簡単且つ高精度に行なう為に、ロータリーテーブルを標準装備 丸、角パイプを1チャッキングでレーザ加工からタップ加工、面取り加工までを行なう事が可能。 丸パイプはφ20mm~φ375mmまで、クラス最大のパイプ加工が可能です。 2) レーザ切断に加え、タップ加工、面取り加工も1台で可能とし工程集約 平板、パイプ材へのタップ加工や面取り加工が1台で可能。工程集約が可能になり、 大幅なリードタイム短縮を図ります。タップは6本まで収納できるマガジンを標準装備し、 タップ径が変わっても自動交換し、連続加工を促します。 3) 2次元レーザ最大級のZ軸ストロークにより、立体成形物への上面切断や穴あけが可能 テーブル上には、最大高さ375mmの立体物の積載が可能。 曲げ加工後の立体形状物でもレーザ追加工が可能です。 4) 数々の自動化機能を標準装備し段取り時間やマシンのダウンタイムを大幅に短縮 標準装備された数々の自動化機能(ノズル自動交換装置、焦点距離自動測定システム、 ノズル付着のスパッタ除去機能 等)や、突然の機械停止を避けるための予防機能 (モニタリングシステム)により、セットアップ時の段取り替え作業時に行なう煩わしい作業の 軽減したり、加工不良削減に大きな効果をもたらします。 3. 主な仕様
【問い合わせ先】 ヤマザキマザック株式会社 マーケティング部広報企画課 TEL:0587-95-1144 URL:www.mazak.jp
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