【鋳物　鉄からアルミへの素材変更　メリットデメリット】
鋳物の素材を鉄からアルミに変更する場合、
以下のようなメリット、デメリットが存在します。

軽量化が可能
鉄の比重7.87に比べアルミは2.71と軽いため、
鉄鋳物に比べ、製品重量を半分以下に抑えることが可能で、
運搬コスト削減などに寄与します。

熱及び電気伝導性に優れる
アルミは熱及び電気伝導性に優れているため、
放熱の必要がある箇所のケーシングなどによく使用されています。
一方で、衝撃には弱いためクランクシャフトなどには鉄鋳物が使用されています。

錆びにくく、外観性を保てる。
アルミは素材表面に酸化被膜を形成するため、
鉄に比べさびにくく、長期間外観性を保つことが可能です。
屋外での使用にも向いています。

加工性の良さ
アルミは鉄に比べ柔らかく、加工性が良いため、
鋳造後の追加工の工数やコスト削減が可能です。

朝日製作所では、鉄鋳物からの素材変更のほか、
切削加工からの工法転換など、様々な技術相談に対応します。

まずは弊社までご相談ください。
担当：津田
お問合せフォーム：https://www.asahi-works.com/inquiry/