自動車部品製造業界向け省力化事例です。
ロボットによる低コスト高効率パレタイジングを実現しました。

省力化、自動化を求める今日の製造現場。でも、「コストは抑えたい」「納期には厳しい制約がある」といったお悩み、よく耳にします。特に自動車部品製造業界では、納期やコストが命取りになることも少なくありません。株式会社アイコーが手がけた「パレタイジング用ロボットシステム」をご紹介します。

コンセプトの出発点：省力化をいかに実現するか

我々が手がけた自動化プロジェクトの中でも、部品パレタイジングの自動化は非常に意義ある取り組みでした。特に、サイクルタイムの短縮が大きな課題でした。

パレタイジングというのは、部品や製品を梱包し、整然と積み上げるプロセスのこと。手作業だと非常に時間がかかりますし、作業者の負担も大きい。私たちは、**ロボットによる自動化システム**を設計し、サイクルタイムを劇的に短縮することで、省力化を実現しました。

設計段階では、さまざまな技術的課題に直面しました。部品が異なるサイズでランダムに流れてくる場合でも、ロボットがそれを検知し、正確にパレタイジングできるようにする必要があったのです。複数のセンサーを組み合わせ、まるで「ロボット自身が考えて」いるかのような動作を実現しました。この技術が、お客様の生産現場に大きな時間短縮を提供し、さらには労働負荷を減らす結果につながりました。

コスト削減の工夫：無駄を最小限にする

「高品質な自動化設備は高い」というのは常識のように思われていました。しかし、常識に挑戦するのが私たちのモットーなんですよね（笑）。

このプロジェクトでは、既存設備との兼ね合いを細かく調整することでコストを圧縮しました。つまり新規導入だけでなく、今ある機器や設備を有効に活用したんです。また、お客様が日々使用される部品調達にも工夫をこらしました。たとえば、海内外に広がる取引先との幅広いネットワークを駆使して、付帯装置や電気部品を最適なコストで調達し、無駄を省いたのです。

株式会社アイコーの強みの一つは、こういった多様な部品調達力とそれを活かした柔軟な設計です。各部品を最適価格で揃えつつ、装置全体の品質を保つことを大切に設計製作いたします。

納期の課題も柔軟に対応

また、納期に関しても我々の対応力には評価をいただいています。ご依頼いただいた際、既存の業務とスケジュールが重なり、「納期が少々タイトだ」とのご相談がありました。しかし、納期との戦いというのはこの業界では日常茶飯事。「急がば回れ」という言葉がありますが、私たちはこういった状況でもチーム内で緻密にスケジューリングし、リソースを最適に配分しました。

ただ納期を守るだけではなく、自動化装置のクオリティにも妥協しません。常にお客様に最高の品質を届けることを意識しつつ、ギリギリのタイミングで納品。それもまた我々の誇りです。

結果的に、**部品パレタイジングシステム**は予定通り納品され、お客様より高評価をいただきました。品質の高さと、納期の誠実さ—これが、当社の信頼される理由の一つです。

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技術の進歩とともに、自動化や省力化の可能性はどんどん拡がっています。それでも「コスト」と「納期」という2つの壁は、なかなか避けて通れないもの。この2つをクリアにし、さらに高品質な設備を提供する我々の技術力を、ぜひ感じていただきたいです。そのためのパートナーとして、株式会社アイコーが、皆様のプロジェクト完遂に全力で伴走いたします。

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装置設計製作のプロ集団
生産設備・治工具・自動化装置の株式会社アイコー

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