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金属の熱処理は、強度や靱性を高めるために欠かせない工程ですが、同時に「残留応力」という厄介な現象を引き起こすことがあります。株式会社アイ・シイ・エスでは、長年にわたり培った真空・雰囲気熱処理技術を駆使し、この残留応力の発生メカニズムを理解した上で、製品特性を最大限に引き出す処理を行っています。
【熱処理で生じる残留応力とは】
金属は加熱・冷却の過程で膨張や収縮を繰り返し、内部に応力が残ることがあります。これが残留応力です。この応力が残ると、部品の寸法が狂ったり、応力腐食割れが発生したりと、性能低下の原因となります。アイ・シイ・エスでは、熱処理技能士の資格を持つ技術者が、材質・形状・処理温度を精密に管理し、残留応力の除去や緩和を最適化しています。
【応力除去焼鈍による安定化プロセス】
焼鈍(アニール)処理は、加工などで硬化した金属を再加熱し、内部応力を解放して本来の性質を取り戻す工程です。弊社では、SUS304や無酸素銅など各種材料に応じた温度制御を行い、熱処理温度と応力緩和率の相関を科学的に解析。これにより、歪みを抑えながら機械特性を安定化させることが可能です。
【真空・雰囲気熱処理による精密制御】
アイ・シイ・エスの真空熱処理技術は、酸化皮膜を防ぎ、清浄な表面を維持したまま処理を実施できます。ガス雰囲気には水素・窒素・アルゴンを使用し、製品の用途や材質に合わせた最適な雰囲気を選択。これにより、応力除去効果を最大化しながら、部品の外観品質も向上させます。
【まとめ】
残留応力の制御は、単なる熱処理ではなく、材料科学と精密制御技術の融合によって成り立つ高度なプロセスです。アイ・シイ・エスは、約50年にわたり培った熱処理ノウハウと国家資格者による技術管理のもと、あらゆる産業分野で高精度な応力除去処理を実現。金属部品の長寿命化と信頼性向上に貢献しています。
◆アイ・シイ・エスの取り組み
アイ・シイ・エスは、真空熱処理で培った管理技術を基盤に、表面改質分野でも先進的な技術開発を続けています。自社で保有するAIP・UBM成膜装置やPACVD技術を駆使し、DLCコーティング、Cr2N、Hi-Coatシリーズなど多彩な被膜をラインアップ。耐摩耗性・耐食性・離形性に優れたコーティングは、自動車、航空宇宙、精密機器など、極めて厳しい条件下で使用される部品の信頼性を支えています。また、CHプラスによる複合処理や溶射技術との組み合わせにより、素材特性と用途に応じた最適な表面機能を設計。これにより、残留応力を制御したうえで耐久性をさらに高め、長寿命化と省エネルギーを両立しています。創業以来50年にわたり培った熱処理・表面処理の融合技術を通じて、アイ・シイ・エスは日本のものづくりの信頼を支えるとともに、持続可能な製造プロセスの実現に挑み続けています。
【お問合せ先】
株式会社アイ・シイ・エス
〒322-0603 栃木県栃木市西方町本郷623
TEL: 0282-92-7881 FAX: 0282-92-8787
HP:https://www.ics-21.com/
| 会社名 |
株式会社 アイ・シイ・エス (あいしいえす) |
エミダス会員番号 | 98962 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 栃木県 栃木市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 22,000 万円 | 年間売上高 | 400,000 万円 |
| 社員数 | 190人 | 担当者 | 石野貴之 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 電子部品 | ||
| 主要取引先 |
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