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【 テールストックとは? 】
テールストックとは、別名で芯押し台とも呼ばれており
長尺物の加工する際に、保持・サポートする機械です。
また、加工時のたわみ・ビビりを抑制する為の機械構成
要素になっており、安定した精度で加工する事ができます。
【 テールストック仕様のメリットとは? 】
≪ ビビり・にげの対策 ≫
シャフトなどの長物ワークでは芯なし加工すると、逃げ・びびり
が発生し、外観・精度への悪影響を及ぼす恐れがある。
≪ 負荷・ワーク重量が大きい ≫
ワーク重量が大きい場合で芯なし加工をすると、重量物が
高速回転し、遠心力も掛かるので、負荷が大きく不安定な加工に
なりやすいです。又、ワークが飛んでいく可能性もあります
≪ クランプが不安定な加工物 ≫
クランプ時に不安定なワークを加工する時に、そのまま回転させると
ワークが、先ほど同様飛んでいく危険性があります。
【 テールストック駆動方式の違い 】
テールストックの駆動方法は、主に3つに分かれており
自走式・自動式・手動式になります。
≪ 自走式 ≫
空圧・油圧シリンダーで駆動するタイプと、NC制御で駆動するタイプ
があります。NC制御では長手方向に調整できる為、加工範囲を
広げてくれる駆動方法になります。
≪ 自動式 ≫
テールストックとインデックスユニットを連結させているもの。
Z軸と連動しているタイプになります。
加工幅は決まってし舞いますが、加工工程数が多く
量産部品の加工に向いている駆動方法です。
≪ 手動式 ≫
汎用旋盤に主に使われいるものです。移動および
クランプ・アンクランプなどの動作を全て手動で行うタイプ
単品加工に適している駆動方法です。
【 まとめ 】
長尺物のワークに強い芯押し台ですが、それだけはなく
駆動方法によっても、具体的なメリットが様々存在します。
芯押し台仕様にされる際に、必要な選定要因としては
ワークの生産数・加工工程数・コスト(予算)
になってくると思いますので、そのバランスをみながら
芯押し台の仕様を決めていく方がよさそうです。
【長谷川機械製作所のご紹介】
より小型で高精度な小型のNC旋盤やマシニングセンタを皆様にご提供できるよう、日々技術革新に努める長谷川機械製作所をご紹介します。当社は、最新技術と熟練した技術をもとに、開発から製造、そしてカスタマイズを行っています。
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会社名 |
株式会社 長谷川機械製作所 (はせがわきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 98872 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 埼玉県 さいたま市見沼区 |
電話番号 | 048-683-5061 | FAX番号 | 048-685-6823 |
資本金 | 10,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 130人 | 担当者 | 長谷川 大晃 |
産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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