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【 チャックとは? 】
チャックとは爪という部品を使用し、ワークを把握するNC旋盤の
メイン構成要素の一つです。
ワークの形状によって、爪の個数や形状が変わります。
工作機械業界では、【ジョー】、【フィンガー】ともよばれています。
【 チャックの種類について 】
チャックは、爪の有無・数によって分かれており、この3種類が
主に使用されるチャックになります。
・3つ爪連動チャック(スクロールチャック)・・・
芯出し作業が不要。締め付け力と把握力が弱い為、重切削に向かない。
円筒状のワークが得意なチャック。
・4つ爪連動チャック(インディペンデントチャック)・・・
4つの爪が独立して動くタイプ。芯出し作業が必要。
締め付け力・把握力が強い為、重切削に適している。
円筒状・角状・偏心ワークが得意なチャック
・コレットチャック・・・
爪をもっていないチャック。コレット本体の割りの数によって
把握力や締め付け力が変わる。
高速回転に強く、高精度な加工が出来る。
ワークを覆う様に把握する為、傷がつきにくい。
【 チャックの駆動方式について 】
・油圧チャック・・・
パワーチャックとも呼ばれており、駆動源が油圧になっています。
締め付け力・把握力が強い為、薄物加工やアルミなど
柔らかい金属には適さない。ランニングコストが低いのが特徴です。
油圧の発熱による熱変位や、液漏れにも注意が必要です。
・空圧チャック・・・
エアーチャックとも呼ばれており、駆動源が空圧です。
締め付け力・把握力が弱く、油圧で変形してしまうワークに対して
空圧では変形せずワークを把握できる為、薄物・柔らかい材質の物に適しています。
締め付け力が足らず、切削抵抗に負けて滑ることがあるので要注意です。
・電動チャック・・・
駆動源にサーボモータを使ったパワーチャックになります。
チャック開閉の締め付けトルクやスピードを調整できます。
油圧・空圧を必要としない為、周辺機器の数は少なり
外部環境における影響が少なくなります。
電気使用量が高くなってしまったり、サーボモーターが故障するなど
メンテナンス性に対しての弱みがあります。
【 補足情報 】
今回説明させていただいたチャック意外にも、異形材対応のチャックや
2つ爪のチャック、特殊チャックなど様々なチャックが存在します。
大事なことは、加工するワークの外径・形状や加工後の品質に影響
しないかなど、多くの情報を基に判断することが重要になります
【長谷川機械製作所のご紹介】
より小型で高精度な小型のNC旋盤やマシニングセンタを皆様にご提供できるよう、日々技術革新に努める長谷川機械製作所をご紹介します。当社は、最新技術と熟練した技術をもとに、開発から製造、そしてカスタマイズを行っています。
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会社名 |
株式会社 長谷川機械製作所 (はせがわきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 98872 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 埼玉県 さいたま市見沼区 |
電話番号 | 048-683-5061 | FAX番号 | 048-685-6823 |
資本金 | 10,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 130人 | 担当者 | 長谷川 大晃 |
産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
主要取引先 |
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