---
ツールセッターは、工具長を測定する装置と言われていますが
他にも、切削工具のチッピングや折れなどの工具破損検知
熱変位の影響の自動補正、不良品の流出を防ぐなど機械本来の精度や
生産性を発揮させる為に必要な装置と言っても、過言ではありません。
ツールセッターには検知方式による違いがあります。
≪接触型≫と≪レーザ型≫と≪手動式≫に分かれます。
今回は機械の自動化で主に使われる、≪接触型≫と≪レーザー型≫の
各特性を簡潔に説明します。
≪接触型ツールセッター≫
・工具に直接触れる為、クーラント・切りくずなど環境下でも、影響を受けにくく
工具長を測定する事が出来る。
・価格が安く、使用勝手が良い為、採用している機械が多い。
・エンドミルなどの側面で加工がある工具でも、工具径を測定できるものがある。
・無線・有線タイプが存在しており、無線は可動範囲が広く、レイアウトの幅が広い。
有線タイプは価格が安く、小型工作機械で主に使われる。
≪レーザー型ツールセッター≫
・非接触式の為、細い径の工具に負荷をかけずに工具長の測定が可能。
・工具を回転させながらでも測定が可能な為、工具回転時の振れを見る事が出来る。
・物理的に検知している訳ではないので、工具衝突の危険性が少なくなる。
・切りくず・クーラントなどのごみが誤検知する可能性が存在する為、注意が必要。
NC旋盤で、ツールセッターを使用する時には、刃先ノーズRを考慮した加工経路
を生成しなければいけません。
削り残し・削りすぎの場合があります。
手動式のツールセッターも存在しますが、長くなる為割愛します。
ツールセッターを採用するうえで必要な事は、
各使用用途が明確化できているか?がポイントになるかと思います。
弊社でもツールセッターを含む機械の自動化に関する
カスタマイズを承っております。
ご気軽にご相談ください。
【長谷川機械製作所のご紹介】
より小型で高精度な小型のNC旋盤やマシニングセンタを皆様にご提供できるよう、日々技術革新に努める長谷川機械製作所をご紹介します。当社は、最新技術と熟練した技術をもとに、開発から製造、そしてカスタマイズを行っています。
HP
http://www.hasegawa-m.co.jp/
Twitter
https://twitter.com/HasegawaMachine
instagram
https://www.instagram.com/hasegawa_machine/
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCMHFh3LJk_UStspcznwlf2w
会社名 |
株式会社 長谷川機械製作所 (はせがわきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 98872 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 埼玉県 さいたま市見沼区 |
電話番号 | 048-683-5061 | FAX番号 | 048-685-6823 |
資本金 | 10,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 130人 | 担当者 | 長谷川 大晃 |
産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
主要取引先 |
|
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて