タッチプローブとは、NC工作機械で使用される接触式のセンサーです。

NC旋盤、マシニングセンタを始めとする、工作機械の主軸・刃物台
に取り付けられており、加工ワークの寸法精度や原点出しを
高精度で自動計測するセンサーになります。

タッチプローブ本体から出ている棒の先端を、対象ワークやテーブルに接触させ
精度の高い信号を出力し、NC装置・PCにその信号を伝達させ、
対象ワークの位置や寸法精度を計測しています。

　　　　　　　　　≪タッチプローブのメリットとは？≫

・手作業の位置決めが無くなることで、熟練者による手付けの違いが無くなり
、ヒューマンエラーや段取り時間の削減ができる。
・工作機械内（インライン）で使われる為、ワークの取り外しなく、効率よく
追加工する事が可能
・測定寸法が寸法公差よりも外れたり少ない場合は、加工不良とし
不良品の流出を防げる。
・計測データをNC装置にて蓄積することで、設備不良・加工分析にも
使用できる。

　　　　　　　　　≪タッチプローブの弱点≫

・工作機械内での計測になる為、熱変位や振動の影響が受けやすい。
・タッチプローブが持つ測定誤差に、方向誤差・繰り返し精度があり
多少の誤差が生じる場合がある。

上記の事で、タッチプローブには様々な特性がある事が分かりました。
こういったこと以外にも、タッチプローブには伝達方式の違いがあり
マシニング・NC旋盤・研削盤・ロボットと、それぞれに適した
伝達方式があります。

弊社の、NC旋盤・マシニングセンタにもタッチプローブのカスタマイズを
承っております。
生産効率・省人化・機械の自動化を進めていきたい方は
お気軽に、ご相談に乗らせていただきますので
よろしくお願い致します。

【長谷川機械製作所のご紹介】
より小型で高精度な小型のNC旋盤やマシニングセンタを皆様にご提供できるよう、日々技術革新に努める長谷川機械製作所をご紹介します。当社は、最新技術と熟練した技術をもとに、開発から製造、そしてカスタマイズを行っています。

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