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工作機械の主軸駆動機構には、①高精度②低振動・低騒音③低発熱
④高トルク、高出力⑤高回転⑥高加減速⑦防塵・防水性⑧コンパクト
などの性能特性を要求されています。
こういった要素は、工作機械の種類により優先順位が異なり、
それらによって、駆動方式は決められていきます。
現在の駆動方式では、有段変速機構併用モータ駆動方式、直結モーター駆動方式
ビルトインモータ駆動方式の3方式が主として採用されています。
≪有段変速機構併用モーター駆動方式≫
・主軸・変速機構・モータ・検出器の基本構成から成り立つ。
・低速域で、高トルク・高出力が要求される場合に、よく使われる方式。
・変速機構にギアやベルトを用いる事から、振動・騒音・発熱に
問題がある為、高速用には不向き。
・変速機構などの機構が存在する為に、コンパクト化が難しいという点
≪直結モーター駆動方式≫
・直結モーター駆動方式には、カップリング又はベルトが使われる。
・先ほどの変速機構をなくし、モーターと主軸を直結させた物である。
・カップリングの場合は、断熱と絶縁機能があり、モーターからの
熱・振動を遮断できる為、高精度工作機械に良く採用される方式。
・ベルト駆動の場合は、振動・熱の遮断を行う事が出来る。
・主軸とモーターとの高い同心度を得られるカップリングが
必要になるので、超高速用への対応が難しい。
≪ビルトインモーター駆動方式≫
・主軸にモータを組み込み、主軸をモーター軸として駆動させ
カップリングなどの機械要素をなくした方式。
・変速機構、カップリング、ベルトといった機械要素が介在しない
ので、慣性質量が小さく、静剛性の向上と主軸頭のコンパクト化
が出来、高速工作機械に多用されている。
・モータが主軸状にある為、熱や振動が直接主軸に伝わるといった
欠点もあるが、振動・熱に対しては各メーカーが、機械的
電気的に各種冷却対策を行っている。
・高速回転時には、振動レベルは加工精度に影響してしまう為、
各構成部品の精度を高くし、バランス取りを高精度に行う
必要がある。検出器には、ロータリエンコーダが用いられ
主軸の回転位置と速度を検出している。
【長谷川機械製作所のご紹介】
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会社名 |
株式会社 長谷川機械製作所 (はせがわきかいせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 98872 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 埼玉県 さいたま市見沼区 |
電話番号 | 048-683-5061 | FAX番号 | 048-685-6823 |
資本金 | 10,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 130人 | 担当者 | 長谷川 大晃 |
産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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