長谷川機械製作所のNC旋盤の機種名（ブランド）ストリーをご紹介致します。

IT業界など最先端の加工対象ワークが増えるにつれて、部品のダウンサイジング化が進んでいきました。新聞紙サイズの面積の超小型工作機械を作りたいという要望が、大手精密機器
メーカー様から舞い込みました。超小型工作機械とはいえ、試作の研究開発用ではなく大量生産に耐えうる機械を開発しなければなりませんでした。非常に難しい宿題ではありましたが、下記の点から従来の構造を見直しました。

１．正面に構える主軸によるスペースセービング
２．シンメトリックな左右対称低重心構造
３．柔軟な自動化対応が可能
４．主軸と刃物台でスライド構成を分けた

開発は成功し、更なる拡販を期待し、JIMTOF（日本国際工作機械見本市）にて機械を出展
しました。最終日に流れる「ほたるの光」のメロディーの中で、一人のお客様が食い入るようにPシリーズを見つめていました。そのお客様は大手自動車部品メーカーの生産技術者の方でした。
機械のサイズが無駄だと考える新たな潮流の中で、この機械がピッタリ合致すると後日語られました。
このお客様の会社へプロト機を納入してから１０年余りで数百台の納入実績が生まれました。いままで多くの取引がなかった自動車部品業界でしたが結果、愛知県に初めて当社営業所を出すことになりました。

【長谷川機械製作所のご紹介】
より小型で高精度な小型のNC旋盤やマシニングセンタを皆様にご提供できるよう、日々技術革新に努める長谷川機械製作所をご紹介します。当社は、最新技術と熟練した技術をもとに、開発から製造、そしてカスタマイズを行っています。

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