ワーリングは、ねじ切、特殊ねじ切の切削加工プロセス
外径ワーリング機構として、長年欧米のユーザーに受け入れられてきました。
弊社でも約５０年前からワーリングによるねじ切り機を
製造しており、国内外のお客様に幅広く御支持頂いて
おります。
（ワーリング加工法）
外径ねじのワーリング加工は、リング状のツールホルダーを、
ワークのセンターから偏芯させて回します。ツール先端は
ツールホルダーの中心に向いており、一定の加工サークル上
を回転します。刃物（チップ）は、ねじ深さいっぱいまで
偏芯させ、片側で切削します。ツールホルダーは高速回転で
回し、ワークは主軸回転（Ｃ軸）により低速で回転させながら
長手移動（Ｚ軸）との同期により、ねじ加工を行います。
ワーリングは、標準化された加工サークル径をもっており、
外径ワーリングによる切粉発生形状それらはねじやウォームのデータ（外径、ピッチ、深さ、etc)
から計算されます。刃物（チップ）は、ワークが要求する
総型形状となります。
ワーリングの利点
（高速）
ワーリング加工法は、旋削に依るねじ加工と異なり、１パスで
加工完了できる為、サイクルタイムの大幅な短縮が計れます。
（高精度）
旋削と異なり断続加工の為、熱発生が少なく極めて高精度な
ねじが加工可能です。
（すばらしい面粗度）
ワーリングの切粉は、ミーリングの切粉よりも比較的薄くて
長くなります。これにより、刃物（チップ）の寿命を延ばすと共に
すばらしい面粗さが得られます。

【長谷川機械製作所のご紹介】
より小型で高精度な小型のNC旋盤やマシニングセンタを皆様にご提供できるよう、日々技術革新に努める長谷川機械製作所をご紹介します。当社は、最新技術と熟練した技術をもとに、開発から製造、そしてカスタマイズを行っています。

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