当社は、1892年(明治25年)の創業以来、 120年余りにわたり「炉」にかかわり続けています。 日本のガラス産業の発展と共に高度な築炉技術を培い、鉄鋼、金属、化学、窯業などの幅広い分野にも進出し、「炉」の総合エンジニアリング企業としての確固たる地位を築き上げました。
また、工業炉事業で蓄積した複合技術を活用し、都市ゴミ、産業廃棄物の焼却施設の建設を手掛けるなど、地球規模で問題となっている環境保全にも力を注いでいます。
2003年からは、東南アジア諸国に於けるCDM事業への協力を開始し、エネルギー診断や省エネルギー設備の設計、施工を行うなどの地球温暖化対策にも、取り組んでいます。
今後も「技術に終着駅なし」を合言葉に、チャレンジ精神を以って、新しい価値を創造する強い企業であり続ける努力を惜しまず、併せて、常にお客様の視点に立ち、皆様から「井原に任せよう! 井原に任せて良かった!」と言われるよう、社員一丸となって取り組んで参りますので、どうぞ、変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
取締役社長 井原 悦司
最終更新日:2022-07-07
我々は会社を愛し
お互いに愛情と信頼に結ばれ
顧客には奉仕の精神で接し
そこから生まれる好意と信頼により
常に健全な発展経営を続ける
これがため
誠実な人間 誠実な仕事 誠実な会社
でありたい
最終更新日:2022-07-07
井原築炉工業株式会社は、社是「誠実」のもと、
「世界に対しあらゆる面で誠実であり信頼される会社」、
「世界が存在を認め必要性を実感する会社」であり続ける事を目指す。
これまでに蓄積してきた工業炉の総合エンジニアリング企業としてのノウハウを、当社のマネジメントシステムに組み込み、全社員の能力・意識を高め、システムの継続的な有効性改善を推進することにより、顧客目線での製品とサービスを一貫して提供していく。
次のように基本姿勢を定め、周知徹底を図る。
「時代の先を読み、顧客目線での製品とサービスを提供していく」
この基本姿勢に基づき、品質マネジメントシステムによる品質保証体制を確立し、維持し、より高いレベルへと改善し、効果的に機能させる。
私以下全社員は覚悟を持って、それぞれの立場で品質に対する責任を持ち、一丸となって下記の活動を推進する。
1. 会社方針を社員全員が周知し理解できる枠組みを作り、意識の高揚を行う。
2. 会社方針を具体化する為、年度毎及び各プロジェクト毎の会社目標を定める。
3. 顧客目線での製品とサービスが提供できるマネジメントシステムを構築し、継続的な有効性改善を行なう。
4. 当社のマネジメントシステムが継続して適切であるように、定期的にマネジメントレビューを行う。
必要な場合は会社方針及び会社目標を見直し、変更する。
井原築炉工業株式会社
取締役社長 井原 悦司
最終更新日:2022-07-07
1892年(明治25年) 初代井原兵吉が大阪において築炉請負業者として井原組を創立 |
1896年(明治29年) 大阪麦酒株式会社の製ビン工場建設に際し半ガス式ビンガラス槽窯二基を特命で建設 |
1903年(明治36年) 井原兵吉、インドのシーメンス式ビンガラス槽窯築炉技術指導に行く |
1909年(明治42年) 旭硝子株式会社尼崎工場のベルギー式手吹き円筒法による板ガラス槽窯を建設 |
1919年(大正8年) 日米板硝子株式会社(現日本板硝子株式会社)若松工場のシーメンス式板ガラス槽窯を建設 |
1928年(昭和3年) 旭硝子株式会社尼崎工場のフルコール式板ガラス槽窯の建設 |
1939年(昭和14年) 日本製鐵株式会社(現新日本製鐵株式会社)広畑製鐵所の連続式鋼板加熱炉および均熱炉を建設 |
1948年(昭和23年) 井原築炉建設株式会社 設立 資本金50万円 |
1953年(昭和28年) 石原産業株式会社四日市工場のチタン製造ロータリーキルンを建設 |
1954年(昭和29年) 旭特殊ガラス株式会社のテレビ管球用ガラス槽窯を建設 |
1958年(昭和33年) 井原巖新社長に就任 |
1960年(昭和35年) 三宝伸銅株式会社の銅反射炉を建設 |
1961年(昭和36年) 住友金属工業株式会社和歌山製鉄所の3号平炉を建設 |
1962年(昭和37年) 関東事務所開設 |
1964年(昭和39年) 横浜、九州営業所正式に発足 |
旭硝子株式会社より炉材販売店の指定を受ける |
旭硝子株式会社鶴見工場でフロート式板ガラス槽窯を建設 |
1966年(昭和41年) 大阪営業所伊保出張所開設(兵庫県高砂市) |
1967年(昭和42年) 井原築炉工業株式会社に社名変更 |
耐酸工事の設計施工部門を分離独立さす |
1968年(昭和43年) 井原興産株式会社を設立、硝子原料(カレット)加工部門を分離、独立さす |
1972年(昭和47年) 愛知営業所(現名古屋営業所)開設 |
井原興材株式会社を設立、炉材の研磨加工部門を分離、独立さす |
井原加建株式会社を設立、軽量新建材の加工部門を分離、独立さす |
オーフェンペリスコープ(高温炉内観察装置)及び放射型金属レキュペレーター(高温排ガス用熱交換器)技術導入 |
1973年(昭和48年) 対馬中部地区清掃一部組合のし尿処理施設を建設 |
1975年(昭和50年) 焼却炉グループ(現環境施設部)発足 |
1976年(昭和51年) 旭硝子株式会社と急速昇温技術を共同開発 |
沖縄県具志川市の都市ごみ焼却処理施設を建設 |
1977年(昭和52年) 資本金9000万円に増資 |
1980年(昭和55年) デイタンク全電気溶融炉開発 |
1981年(昭和56年) ガデリウス株式会社(現アルストム株式会社)と「コンバストール(小型焼却炉)の製造・販売」についてと技術提携 |
1982年(昭和57年) 遠赤外線利用技術開発(プリント基板乾燥・印刷・焼付炉・Xシート成形用加熱炉) |
1984年(昭和59年) 「倒炎式連帯窯」安田硝子興業株式会社へ2号機開発納入(大阪ガス株式会社より依頼) |
「ガラス窯用電気ブースター」 CRI社の代理店となる |
1987年(昭和62年) 台湾支店設立 |
1988年(昭和63年) 「高効率るつぼ窯」の研究開発完了、公開説明会を開催(中小企業事業団より受託) |
1991年(平成3年) シンガポール支店設立 |
1992年(平成4年) 上海耀華井原窯炉有限公司(現上海井原窯炉有限公司)を設立 |
1995年(平成7年) 「廃熱利用カレット予熱ガラス溶融システム」の研究開発完了、公開説明会を開催(中小企業事業団より受託) |
アントニーニ社(イタリア)と「徐冷炉」について販売提携 |
「リジェネバーナ式るつぼ型ガラス溶解炉」を開発 |
1997年(平成9年) PT.イハラテクニスインドネシアを設立(インドネシア ジャカルタ) |
1998年(平成10年) 「乾式ハニカム急速ガス減温装置」開発 |
2004年(平成16年) 井原眞一が新社長に、井原巖が取締役相談役に就任 |
株式会社リバース(大阪府)木屑燃料焚ボイラ設備の排ガス処理設備更新を田熊プラント株式会社より受注 |
住友金属工業株式会社/株式会社住金リサイクル(鹿島製鉄所)でガス製造設備 炉体設備(1期)を建設 |
2005年(平成17年) 上海井原窯炉有限公司(旧社名:上海耀華井原窯炉有限公司)に社名変更 |
2006年(平成18年) シンガポール支店を閉鎖 |
2007年(平成19年) IFC KOREA Co.,LTD.(大韓民国 グミ)を設立 |
2008年(平成20年) 井原悦司が新社長に就任 |
2014年(平成26年) 排ガス設備メーカー ナフコ株式会社の全株式を取得し、子会社化する |
2018年(平成30年) 自主運営開始によりISO9001:2015 認証登録返上 |
2020年(令和2年) IFC(THAILAND)CO.,LTD.(タイ)を設立 |
最終更新日:2022-07-07
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて