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【鉄の錆対策と防食技術】
鉄鋼構造物の所有者や管理者にとって、錆(腐食)は常に頭を悩ます問題です。
本記事では鉄の錆のメカニズム、その影響、そして最新の防食技術について詳しく解説します。
原田鉄工が誇るブラスト技術と高度な塗装システムによって錆は長期的に防止する事が可能です。
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目次
1. 鉄の錆とは ~化学的プロセスの解明~
2. 錆がもたらす構造的・経済的影響
3. 原田鉄工のブラスト技術 「錆対策の革新」
4. 高性能塗装システム 「長期的な保護の実現」
5. メンテナンスと予防 「継続的な防食戦略」
1. 鉄の錆とは ~化学的プロセスの解明~
鉄の錆、すなわち腐食は鉄または鋼が酸素や水分と反応して酸化鉄を形成するプロセスです。
この化学反応は以下の式で表されます:
4Fe + 3O₂ + 2H2O → 4Fe(OH)₃
環境因子(温度、湿度、塩分濃度など)がこのプロセスの速度に大きく影響し、酸化と還元反応が同時に進行します。
錆の形成は単に美観を損なうだけでなく、構造物の強度や耐久性に深刻な影響を及ぼします。
【なぜ?鉄が錆びるメカニズムと対策】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/225748/
2. 錆がもたらす構造的・経済的影響
錆の進行は、鉄鋼構造物に次のような重大な影響をもたらします。
①強度の低下
錆は鉄の表面から内部へと進行し、断面積を減少させます。
これにより構造物の強度が著しく低下するため最悪の場合、崩壊につながる可能性があります。
②経済的損失
錆による損傷は修理や交換の必要性を高め、大きな経済的負担となります。
米国腐食技術者協会(NACE)の報告によると、腐食による年間経済損失は世界のGDPの約2.5%に相当するとされています。
③効率の低下
産業設備において錆はパイプラインの流量減少や機械部品の摩擦増大など、操業効率の低下を引き起こします。
④環境への影響
錆による構造物の劣化は、資源の無駄遣いや環境負荷の増大につながります。
これらの問題に対処するため、効果的な防食技術の採用が不可欠です。
長期的に錆を防ぐことで、これらの問題は大幅に減少します。
【長寿命化のためのLCC 低減】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/192445/
3. 原田鉄工のブラスト技術 「錆対策の革新」
原田鉄工では最先端のブラスト技術を駆使して、錆対策における画期的なソリューションを提供しています。
当社のブラスト処理は単なる表面クリーニングにとどまらず、防食システム全体の基盤となる重要なプロセスとなります。
『原田鉄工のブラスト技術の特徴』
①高精度な表面処理
熟練の作業者によって複雑な形状の製品でも、均一で再現性の高い表面処理を実現します。
表面粗さの精密なコントロールにより、後続の塗装工程での密着性を最大化します。
②環境配慮型プロセス
密閉型ブラストシステムにより粉塵の飛散を最小限に抑え、作業環境と周辺環境を保護します。
リサイクル可能な研磨材の使用により廃棄物の削減、製品の長寿命化により改修に必要な資源削減へ貢献します。
③多様な素材への対応
鉄鋼はもちろんアルミニウムやステンレス鋼など、様々な金属材料に適した処理が可能です。
大型構造物から手のひらサイズの小型部品まで、幅広いサイズと形状に対応できる柔軟性を備えています。
④高効率処理
自社開発のブラストシステムにより、処理時間の大幅な短縮を実現しています。
自動化システムの導入により、大規模プロジェクトでも高い処理能力により納期短縮を実現します。
⑤品質管理システム
品質管理を徹底するため選任の検査官が全ての製品を検査します。
ブラスト処理は加工前の表面状態を見極め、適切な処理を行う必要があるので検査官の知識・経験が必要となります。
原田鉄工のブラスト技術は、表面処理における最新技術として業界でも高い評価を頂き創業より80年間続けてきました。
この技術により後続の塗装工程の効果を最大化し、長期的な防食性能を確保しています。
【素地調整のブラスト処理なら広島のプロにお任せ|素地調整と塗装のエキスパート】
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4. 高性能塗装システム 「長期的な保護の実現」
「原田鉄工の高性能塗装システム」
ブラスト処理された表面に最適化された多層構造を採用し、長期的な防食性能を提供します。
この塗装システムは、臨海部・海上・海中など厳しい環境条件下でも優れた保護機能を発揮します。
『原田鉄工の塗装システムの特徴』
①多層構造設計
プライマー層:金属表面との密着性を高め、防食の基礎を形成します。
中間層:塗膜の厚みと強度を増し、バリア性能を向上させます。
トップコート:耐候性と化学的耐性を提供し、美観を維持します。
②先進的な塗料技術
ガラスフレーク入り塗料や超厚膜型塗料といった特殊な塗料も取り扱いしております。
低VOC(揮発性有機化合物)塗料の使用により、環境負荷を低減しています。
③最適化された塗装設計
使用環境や要求性能に応じて、最適な塗装仕様を提案します。
海洋環境、化学プラント、食品工場など、特殊環境にも対応可能です。
④高度な塗装技術と設備
熟練の塗装技術と最新の計測器を駆使し、均一で高品質な塗膜を形成します。
広大な屋内塗装工場ですので、大型構造物や大規模プロジェクトにも余裕をもって対応できます。
⑤品質保証システム
非破壊検査技術を用いた塗膜厚測定や密着性試験により、品質を厳密に管理しています。
最適な素地調整と塗装システムにより、製品寿命は30~50年とされています。
高性能塗装システムにより鉄鋼構造物の寿命を大幅に延長し、メンテナンスコストや資源削減を実現します。
5. メンテナンスと予防 「継続的な防食戦略」
効果的な防食は初期処理だけでなく、継続的なメンテナンスと予防策の実施が効果的です。
原田鉄工では包括的な防食戦略の一環として、以下のようなメンテナンスサービスを提供しています。
『原田鉄工の防食メンテナンス戦略』
①定期な点検
必要であれば現地へ目視・非破壊検査を行い、潜在的な問題を事前に特定。
工場へ持ち帰り補修の対応を致します。
②補修技術
局所的な損傷に対してスポット補修技術を適用し、効率的な修復を行います。
最新の補修材料と技術を用いて、既存の防食システムとの互換性を確保します。
また原田鉄工には製造部もあり、損傷が激しい箇所は取替えや補強を行う事が可能です。
③環境管理
腐食を促進する環境因子(湿度、温度、塩分など)の対策方法についてアドバイスを提供します。
必要に応じて、耐薬品・耐塩害システムの導入を提案します。
④総合的なコンサルティング
専門家によるコンサルティングサービスにより、お客様が抱えている課題や起こりうる問題について最適なソリューションを提供します。
初期処理のみではなく、継続的なメンテナンスを行うことによって金属製品の耐久年数を更に伸ばす事が可能になります。
結果として生涯コスト(LCC)を大幅に削減するとともに、修繕・改修に必要となる資材も削減し所有者・環境どちらに対しても大きなメリットを生み出す事が出来るのです。
【塗装品の修理・メンテナンスはお任せください!】
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◎ブラスト(ショットブラスト/グリッドブラスト/サンドブラスト/1種ケレン 英語:Blast)
高圧で圧縮した空気を研削材と呼ばれる粒と一緒に噴射し、製品に衝突させることで表面のゴミ、汚れ、塗装などを除去します。
◎防食(Anticorrosion)
金属材料の腐食を止める又は腐食速度を遅らせるために行う処理。
耐食・防食・防錆と似たような言葉がありますが、耐食は金属の素材自体が腐食に耐える性能。防食・防錆は金属の腐食を防ぐ事。
上記のような意味合いで使われることが多いです。
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原田鉄工 ブラスト設備
グリットブラスト・サンドブラスト どちらも自社製
幅7m×奥行10m×高さ3.5m
【グリットブラストとサンドブラストの違い】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/175611/
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ブラスト・塗装の事ならお任せください。
ご相談、御見積りはこちらから
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原田鉄工株式会社 広島
TEL:082-232-2445
FAX:082-293-0286
担当:垰(タオ)
携帯:090-3742-9768
メール:bousei@harada-tekkou.co.jp
会社名 |
原田鉄工 株式会社 (はらだてっこう) |
エミダス会員番号 | 98405 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 広島県 広島市西区 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | 082-293-0286 |
資本金 | 4,800 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 50人 | 担当者 | 垰 |
産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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