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【SS400を長期間錆びさせない塗装方法】
SS400とは「Steel Structure / 一般構造用圧延鋼材」の1種であり、加工性に優れているため様々な分野で使用されている鋼材です。
一般構造用圧延材をSS材と呼び、その中で引張強さ400~510MPa(N/mm²)と規定されているのでSS400となります。
JIS規格でSS材は全部で4種類あり、その中でもSS400は最も広く流通しています!
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『SS400とは?』
JIS(日本産業規格)では一般構造用圧延鋼材と呼ばれる鋼材の規格があります。
一般構造用圧延鋼材は材料記号にてSSと表され、引張強さの最低が400MPaとなるので「SS400」となります。
幅広い分野で使用されているので、流通量が多く安価で入手する事ができる鋼材です。
機械加工や溶接がしやすく、汎用性が高い事などの特徴があります。
一方で鋼材の中では柔らかい素材となので高い強度が必要な部分では使用が難しい、錆びやすいので防錆処理が必要といった短所もあります。
【金属材料の種類について】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/183039/
『錆を防ぐ方法』
SS400は錆びやすい材質なので、そのままでは簡単に錆が発生します。
錆びても問題のない製品以外は基本的に錆を防ぐ処理を行い使用されています。
防錆処理で広く行われている処理方法はメッキ、黒染め、塗装となります。
黒染めは防錆能力が低く安価、塗装は防錆能力が高く高価といった傾向があります。
それぞれメリット・デメリットがあるのでどの処理方法を選ぶかは使用される環境や耐用年数を考慮する必要があります。
【塗装を長持ちさせるためには?】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/187066/
『長期間錆びさせない塗装方法』
表面処理が行われていないSS400の表面は黒皮(ミルスケール)と呼ばれる酸化被膜に覆われています。
これは黒錆と呼ばれる酸化鉄であり、鋼材を製作する過程で高温になった表面と酸素が結びつき生成されています。
黒皮は腐食の原因となる、防錆処理の密着性を妨げるといった理由より除去する事が推奨されます。
塗装以外の防錆処理でも言える事ですが、SS400を長期間錆びさせないためには黒皮は除去しなければなりません。
『黒皮の除去方法』
黒皮を除去する方法は2つあります。
「硫酸・塩酸などの強酸につける酸洗い」
表面の黒皮・錆・油分を酸の力で溶解します。
液体に浸かる事が出来れば複雑な形状でも処理可能なのが大きなメリットです。
一般的にメッキ加工の前処理として行われています。
「粒子を衝突させ表面を削るブラスト」
表面に付着した異物(黒皮・錆・塗膜・汚れ・油分など)を全て除去できます。
完全に金属素地を露出させ、表面に凹凸を形成する事で密着性の向上も図れるため最も効果の優れた処理方法です。
一般的に塗装の前処理として行われています。
【図解】ブラスト処理が塗装にもたらす効果
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/193095/
【素地調整 ISO規格とSSPC規格一覧表】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/217155/
『まとめ』
SS400とはJISで定められた「Steel Structure / 一般構造用圧延鋼材」の1種であり、材料記号にてSSと表されます。
SS材とも呼ばれ、引張強さの最低が400MPaとなるので「SS400」となります。
SS400は錆びやすい材質であり、何かしらの錆を防ぐ処理が必要です。
また鋼材を製作する過程で高温になった表面と酸素が結びつき生成された「黒皮(ミルスケール)」で覆われていますが、黒皮を除去しなければ防錆処理は長持ちできません。
黒皮を除去する方法は「酸洗い」「ブラスト」と2種類あり、より長期間錆を防ぐには「ブラスト」が優れています。
ブラストで黒皮といった異物を全て除去+凹凸に表面を形成した素地へ防錆処理を行う事で、SS400は長期間錆びません。
原田鉄工では素地調整専用の「大型ブラスト設備」と広大な「屋内塗装設備」を完備しております。
素地調整の方法で最も優れている「ブラスト加工」で表面を研磨・清掃し、適切な塗付量を管理しながら塗装する事で美しく耐久性の高い塗装を行っています。
またブラストでの素地調整は塗装、ゴム、樹脂なども完全に剥離し、素地に戻す事が可能です!
古くなった製品の表面を綺麗にし、再度加工する事で新品の様に生まれ変わらせます。
【メンテナンス時の塗装剥がし、塗替えは原田鉄工へ】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/186256/
◎SS400(旧SS41)
一般構造用圧延鋼材の中で最も流通量が広く、代表的な材料です。
「SS」はSteel Structure(構造用鋼)の略、「400」は引っ張り強さの最小保証値を表しています。
流通量が多いので他の金属材料と比べ安く、種類・サイズともに豊富にあります。
◎防錆処理(英語:Antirust treatment)
「ぼうせいしょり」又は「ぼうさびしょり」と読みます。
金属を錆させない、錆びにくくする為の処理。
◎ミルスケール(英語:Mil scale)
黒皮とも呼ばれ、鋼材を製造する際に出来る表面の酸化被膜です。
熱間圧延という製造方法では金属を高温に熱し形成するため、大気中の酸素と結合する事で黒皮になります。
塗装を施す場合でも黒皮は密着性が悪いので、除去することが一般的です。
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原田鉄工 株式会社 (はらだてっこう) |
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日本 広島県 広島市西区 |
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資本金 | 4,800 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 50人 | 担当者 | 垰 |
産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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