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「ブラスト処理」の種類と特徴
ブラストにはいくつかの加工方法があります。
その加工方法とそれぞれの特徴について紹介します。
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ブラストとは?
1種ケレンとも呼ばれ「加工対象へ無数の研磨材を衝突」させる事で表面の不純物除去や粗面・清浄化を目的とした表面加工の方法です。
ブラスト処理の種類
ブラスト処理はまず「機械式」と「エアー式」この2つに分けられます。
【機械式】
インペラをモーターの力で回転させ、そこに研磨材を投入することで投射し加工を行う方法。
インペラが水車としたら研磨材が水で高速回転させる事で水を叩きつけるイメージです。
この加工方法は一般的に『ショットブラスト』と呼ばれます。
【エアー式】
圧縮した空気の力を利用し、研磨材を投射する事で加工を行う方法。
このエアー式ブラストは仕組みと研磨材により多くの種類に分けられます。
『エアーブラスト』
エアー式の中で最もシンプルな構造で圧縮した空気と研磨材を同時に噴射する事で加工を行います。
また使用した研磨材によって呼び方が変わります。
砂= 「サンドブラスト」、多角形状の鋼= 「グリットブラスト」、球体のガラス= 「ビーズブラスト」、ドライアイス= 「ドライアイスブラスト」など多くの種類があります。
『バキューム(吸引式)ブラスト』
エアーブラストと基本的な原理は一緒ですが、研磨材を噴射するノズルが特殊でノズルを密着させて加工する事で噴射と吸引を同時に行う加工方法です。
『ウェット(湿式)ブラスト』
研磨材と液体を混ぜ合わしたものを特殊なノズルから圧縮した空気の力で噴射し加工を行う方法です。
各ブラスト処理の特徴
詳細は下記リンクに掲載しています。
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/196425/
『ショットブラスト』
研磨材は鋼や鋳鉄製の球体を使用している事が多く、その加工方法から大量生産向けとなります。
インペラは一定方向への投射しかできないので加工物の形状が限られますが、短時間で多くの面積を均一に仕上げる事が可能です。
『エアーブラスト』
最も多くの研磨材を使用する事が可能で、多くの材質や仕上がりに幅広く対応する事が出来ます。
研磨材によっては加工時に粉塵が発生するので設備と防具が必要ですが、作業者がノズルを持って作業するので加工物の形状を問わず加工する事が可能です。
『バキューム(吸引式)ブラスト』
ノズル内で加工と吸引を行うので粉塵の発生が少なく、研磨材の回収が容易です。
加工時はノズルを密着させなければならないので、平面しか対応できず加工範囲も狭いので作業効率が悪いというデメリットがあります。
『ウェット(湿式)ブラスト』
液体と研磨材混ぜているので粉塵の発生が少なく、研削量が少ないので加工物の形状をほとんど変形させる事なく加工する事が出来ます。
自動化も可能であまり強度がない製品にも対応できますが、コストがかかる事と製品が濡れてしまうので後処理が必要となってしまいます。
まとめ
ブラスト処理には多くの種類が存在し、それぞれにメリットもデメリットがあります。
加工物の材質、形状、予算、目的などで向き・不向きな加工方法があると思います。
「ブラスト処理の種類と特徴」を理解する事で、適した加工方法を選定する事が重要です。
【ブラスト加工とは?使われる場面と技術のポイント】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/195572/
◎1種ケレン(英語:Surface preparation by blasting)
素地調整(下地処理)の事をケレンと呼び、1種~4種まで工法と除錆率により分類される。
1種ケレンはブラスト法にて素地の調整を行う規格で、表面の除錆率95%以上が求められる最も優れた規格となります。
◎研磨剤(研削材/研掃材/メディア)
ブラストで使用される加工対象物に直接ぶつけるための粒子です。
球体、多角形状などの形状や粒径、材質が多くの種類が存在するため、対象物の材質や処理効果に合わせて研磨剤を選定する。
【研削材について 原田鉄工常用のガラス、グリット、サンド】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/177276/
原田鉄工ではエアー式にて「グリットブラスト」、「サンドブラスト」を常用しておりますが、その他研磨剤にも対応可能です。
ご要望がありましたら、お気軽にご相談ください。
またブラスト後は防錆処理が必須となります。
プライマー塗装から上塗塗装まで社内で一貫対応可能です。
【金属塗装の種類と選び方】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/196154/
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原田鉄工 ブラスト設備
グリットブラスト・サンドブラスト どちらも自社製
幅7m×奥行10m×高さ3.5m
【ブラストの仕組み ~エアーブラスト装置について~】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/199332/
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ブラスト・塗装の事ならお任せください。
【プラント配管の塗装工事】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/200499/
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