鉄道
造船
プラント製造
【金属塗装 剥がれ 原因】
金属塗装後に塗料(塗膜)が剥がれてしまう原因は、塗装前の下処理不足によるものが大半です。
HP:https://harada-tekkou.co.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCDJjC4qln1AfRkIp6_rHvig/featured
Facebook:https://fb.com/haradatekkou.hiroshima
Instagram:https://www.instagram.com/haradatekkou_hiroshima/
塗装前の下地処理(素地調整)をきちんと行っていなければ、金属と塗料がきちんと付着できず剥がれてしまう可能性が高いです。
【下地処理(素地調整)の重要性】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/185459
剥がれず長期間綺麗な塗膜を維持する為には下記の4点が重要です。
①脱脂処理
金属材料は切断や加工される度に切削油などを浴びる事が大半です。
したがって加工されたほとんどの材料の表面には油分が付着している事になります。
表面に油分がある状態では塗装をしても塗料が弾かれてしまい、密着不良を起こしてしまします。
シンナー等の有機溶剤を用いて、油分をしっかり拭取って乾燥させておくことが重要です。
②下地処理(素地調整)
下地を塗装に適した状態にしてあげます。
ケレン作業とも呼び、表面を削って傷を付けることで塗料の密着性を上げる作業です。
既に錆が発生しているものは錆の上から塗装を行っても、塗料の内側で錆が進行してしまうので錆を落とします。
劣化した塗膜の上に塗装を行う場合も密着不良の原因となりますので、塗膜を剥がしておきます。
ブラスト処理、ディスクサンダーで削る、ワイヤーブラシやサンドペーパーで擦るなどの方法があります。
処理後は削りカスなどが発生するので、しっかりと掃除を忘れずに!
【図解】ブラスト処理が塗装にもたらす効果
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/193095/
③下塗り
塗料には下塗り用塗料・中塗り用塗料・上塗り用塗料とあります。
下塗り用塗料は金属(下地)としっかり密着でき、錆を防ぐように設計されています。
下塗り塗料を飛ばして上塗り塗料で上塗りのみ行う事も可能で、簡単に見た目を綺麗にする事はできます。
しかし上塗り塗料はそもそも塗料と密着するように作られているため、金属(下地)に塗っても密着性が不十分で剥がれ落ちる可能性が高いです。
したがってきちんと下塗り塗料を塗装する事が大事です。
【下塗りって必要?塗らないとどうなるの?】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/203017/
④金属にあった塗料
一口に金属といっても鋼、アルミ、ステンレス、銅、真鍮など色んな金属があります。
塗料は基本的にどの金属でも塗装可能と言うわけではなく、その金属にあった塗料として設計し作られています。
なので、塗料がちゃんと塗装する金属に適合しているかを確認する事が必要です。
【金属塗装の種類と選び方】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/196154/
【ステンレスへの塗装は可能?不可能?その方法について】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/197530/
この4点をしっかり守って塗装を行えば、直接的な外的要因や経年劣化以外で塗料が剥がれる原因はほぼ防げると言ってもいいと思います。
細かく言えば、あと気を付けるのは塗装時の気象条件や金属の温度ぐらい・・・
【金属塗装 ~塗装の条件について~】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/188902/
塗装不良はなぜ発生するのか、対策はどうすれば良いか一覧にしました!
【代表的な塗装不良一覧 原因と対策】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/192232/
※説明の便宜上脱脂と下地処理の項目分けてましたが、通常下地処理の中に脱脂は含まれます。
画像のグラフで表されているように、塗装においてはこの下地処理(素地調整)が最も重要な工程となります。
塗膜(硬化した塗料の膜)の寿命は1種ケレンか2種ケレンの違いだけで約50%も変わってきます!
塗回数、塗料の種類、塗装技術と比較しても何より優先すべきは素地調整という事です。
きちんと素地調整を行うだけで塗膜の寿命は格段に延び、金属塗装が剥がれる自体を防ぐ事ができます。
【1種ケレンと2種ケレン 剥離の違い】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/186195/
原田鉄工では最高レベルの素地調整
表面の異物を99%以上除去する[SSPC SP-5]や95%以上除去する[SSPC SP-10]など厳しい管理下で多くの規格に対応させていただきます。
【SSPC SP-5 】ブラストで行う素地調整について
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/207747/
【SSPC SP-10】ブラストで行う素地調整について
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/207828/
1種ケレン(ブラスト処理)後に直ちに社内塗装工場にて塗装を行っております。
もちろんブラスト処理のみ、塗装施工のみなども可能ですのでお客様のニーズに合わせてご依頼ください。
◎下地処理(英語:Surface treatment/Surface preparation)
表面処理前に行う処理のことです。
◎素地調整(英語:Surface preparation)
素地をより塗装に適した状態にする処理の事です。
素地調整で素地のサビ・汚れ・劣化した塗膜など除去し、更に形成した凹凸によって塗料の付着性を大きく向上させます。
塗装寿命に影響する原因は素地調整によるものが50%を占める程、重要な処理となります。
◎ケレン
ケレンは元々英語のクリーン(Clean)から来ているようで、塗装前の下地を綺麗にするという意味になります。
1種ケレン~4種ケレンまで工法と除錆率により分類される。
塗装物に対して塗料の密着性を向上させるために表面に凸凹のキズをつけたり、中古品なら古い塗料や錆を剥がすなど行います。
このケレン作業を怠れば、塗料の密着性が極端に低下し短期間で塗装が剥がれ落ちる事になりかねません。
ブラスト・塗装の事ならお任せください。
【仕組み公開】グリットブラストとサンドブラスト 比較 YouTube動画です
https://www.youtube.com/watch?v=OE5lBRyJSOo
原田鉄工株式会社 広島
TEL:082-232-2445
FAX:082-293-0286
担当:垰(タオ)
携帯:090-3742-9768
メール:bousei@harada-tekkou.co.jp
会社名 |
原田鉄工 株式会社 (はらだてっこう) |
エミダス会員番号 | 98405 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 広島県 広島市西区 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | 082-293-0286 |
資本金 | 4,800 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 50人 | 担当者 | 垰 |
産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
|
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて