●当社ではチャック板や吸着部品を『樹脂3Dプリンター』で製作し、自社生産へ活用しています。
チャック板は、金属製の板を加工したものに、チャック部品（掴む・挟む部品／吸着パット・ノズル）や、その他関連部品（エアーホース／調整部品など）を取り付けたもので、取出機連動で成形品を成形機から取り出し、指定の位置へ移動する為の生産設備です。

市販品の吸着パットやノズルを用いてチャック出来る形状もありますが、中には極端に吸着面積が少なかったり、チャック部に穴が空いている為に真空状態を保持出来ず、吸着困難な場合があります。
そのような場合、「自動（自然）落下」という方法も取れますが、懸念点としてキズや落下位置が限られる事での静電気影響があります。
また、自動落下では画像検査を成形と同時に行えず、画像検査の必要があれば後工程での対応となります。
成形時に製品チャックと同時に画像検査を行う場合に比較すると、生産時間が増加し、パーツフィーダーやベルトコンベア等の設備準備とスペースも必要となる事から、生産コストが大幅に増えます。

そこで、当社では・・・
◆チャック困難形状品への対応として、製品形状に合わせた特殊な吸着ノズルを『樹脂3Dプリンター』で造形し活用しています。
3Dプリンターは形状を積層していくので自由度が高く、様々な製品形状へ対応が出来ます。
ユニークな発想と工夫・緻密な設計により、エアーホース部分を一体構造で作ったものや、板の代わりになる形状を同時に造形し、部品点数を少なくした吸着ノズルもあります。

お客様の求めるコストや品質を実現する為に、効率的で安定した生産が行えるよう全社で様々な事へ取り組んでいます。

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当社保有樹脂3Dプリンターの特徴はこちら
樹脂3Dプリンター造形サンプル：
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その他の生産設備はこちら
画像検査：
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自動ゲートカット：
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自動ゲートカット：
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自動ゲートカット：
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