工作機械

Sodick

「AL600G i Groove+ Edition」は、Sodick社が提供する最新のワイヤ放電加工機で、電力消費を抑えながら高精度・高効率な加工を実現するモデルです。本機は、独自のインバーター制御技術を採用し、全てのポンプユニットの消費電力を最適化することで、エネルギー消費を抑制しつつ生産性の向上を実現します。従来機（2016年モデル）と比較し、年間消費電力を最大50%削減し、加工能力を20%向上させています。

■ 特長
- 電力消費最大50%削減（60Hzエリアでの比較）
- 加工能力20%向上（年間加工可能ワーク数の増加）
- インバーター制御による最適なエネルギーマネジメント
- Sodick独自のリニアモータ駆動技術による高精度加工
- 環境負荷の低減を実現する省エネ設計

■ 仕様
- 加工方式：ワイヤ放電加工機（Wire EDM）
- 駆動方式：リニアモータ駆動
- ワークサイズ：厚さ40mm、周囲長40mm（標準試験条件）
- ワイヤ径：φ0.2mm
- 電力消費削減率：最大50%（60Hzエリア）、30%（50Hzエリア）
- 加工能力向上：年間加工ワーク数 4,300個 → 5,300個（標準試験条件）

■ 用途
- 精密金型加工：高精度な放電加工が求められる金型製作
- 航空宇宙部品加工：エネルギー効率を重視した航空機部品の加工
- 医療機器製造：精密加工が必要な医療機器の製造
- 電子部品製造：高精度・高効率な微細加工

本機は、省エネ性能と高精度加工を両立し、製造コスト削減と環境負荷低減に貢献します。導入により、持続可能な生産体制を実現しながら、加工効率の向上を図ることが可能です。

■ 詳細はPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問合せください。