照明器具
半導体
工作機械
無電解ニッケルめっき「ハイノップ」は、光学金型の切削加工用に開発されためっきで、その一番の特徴はノンピンホールであることです。
無電解ニッケルめっきはその成膜工程上、どうしても水素ガスが発生します。
その水素ガスがめっき処理中に金型母材に付着し続けると、水素ガスの周辺にはめっきが成長出来ず、しかし周りは成長するため、結果めっきのピンホールとなります。
水素ガスはめっき処理中、常にめっき槽内で発生します。
ハイノップめっきは100μm以上、場合によっては1㎜以上成膜させることがあります。
1㎜となるとめっき処理時間は連続1週間近くなります。
処理時間が長くなればなるほど、母材に水素ガスが付着しピンホールが発生するリスクが高まります。
しかし金型に用いられるめっきですので、1か所でもピンホールによる凹みがあったら、金型として使用できません。
ハイノップめっきは独自の処理技術により水素ガスの付着を防ぎ、数十μmの膜厚時はもちろん、㎜単位の成膜時でもピンホールを防ぐことが出来ます。
これにより、光学金型へのめっきとして長きにわたりご利用いただいています。
また近年は、そのノンピンホールであることを生かし、膜厚は数μm程度であっても、めっき後は決して基材の地肌が露出してはいけない(ピンホールがあってはいけない)、という厳しい条件のご依頼も増えております。
ノンピンホールのめっきをご検討の際は、是非共和産業の無電解ニッケルめっき「ハイノップ」をご検討ください。
共和産業では、試作品から量産品まで、また小さなレンズ駒から60インチサイズのプレートまで、さまざまなサイズに対応しためっきが可能です。
1回あたりの点数の少ないめっき、一般的でない基材種類へのめっきなど、他社様に断られためっきでも対応いたします。
めっき種類 無電解ニッケルめっき「ハイノップ」
皮膜組成 ニッケル-リン合金めっき リン含有率10.5~11.5%
比重 7.75(g/㎤)
融点 890℃
電気抵抗 90(μΩ/cm)
熱伝導度 0.02(al/㎝ sec ℃)
弾性係数 200(GPa)
伸び率 1(%)
内部応力 0~-2(kg/㎟) ほぼゼロ~わずかに圧縮応力
磁気性質 非磁性(熱処理による結晶化に伴い磁性を持つ)
熱膨張係数 11.5~12(x10-6 ℃)
硬度 熱処理なし---540Hv(HRc 52)
200℃ 3hr----563Hv(HRc 53)
350℃ 3hr----895Hv(HRc 67)
共和産業 株式会社
兵庫県神戸市中央区港島南町5-3-5
TEL:078-302-8140 FAX:078-302-8151
e-Mail: info@kyowa-co.com
お電話でもメールでも、お気軽にお問い合わせください。
会社名 |
共和産業 株式会社 (きょうわさんぎょう) |
エミダス会員番号 | 94396 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 兵庫県 神戸市中央区 |
電話番号 | 078-302-8140 | FAX番号 | 078-302-8151 |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 28人 | 担当者 | 鈴木 教永 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 電子部品 |
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて