生産設備
熱処理・塗装設備
別名亜麻色。漢字だとだいぶ印象が変わります。
寸法:1500 x 1500 x 430
材料:SS400 t16(タップ座板) 8枚, t12(天板) 1枚
鉄 角パイプ □50 x t3.2 適量
数 :1個
製作期間:3日 !!特急対応案件!!
鋼板のレーザー切断はバイストロニックのファイバーレーザーにて加工しました。天板に小さな穴が散らばっていますが、これらは全てタップです。具体的にはM6,M8,M10,M12が合計で62個あります。大三鋼機のレーザー切断能力では板厚t12の場合、鉄、ステンレスともに最小穴径φ5からとなっています。タップの下穴を全てレーザーで開けることができるため、タッピングの工数は単純に半減することができます。
角パイプは古くからお付き合いのある鋼材屋さんがすぐ近くにあるため、定尺は即納が可能です。昔は特急案件は鋼材を担いで持っていったりしていたそうです。今はさすがにトラックで引取りに伺いますが。天板等のタップ加工をしている間、溶接工場に併設しているバンドソーで必要寸法に切り分けます。
製缶はTIG溶接と半自動溶接の両方を使いました。切り分けた角パイプ同時はTIG溶接し、上面の天板は半自動といった具合です。角パイプは全溶接、天板は歪みを抑えるためタップ溶接しています。全体がほぼ作り終え、歪みのチェックまで行ったあと、溶接ビードをグラインダー処理にて削り、平面を出しています。この時、アンダーカットや「す」の有無の検品も行っております。関係ありませんが「す」って鬆って書くんですね。根拠もなくずっと「酢」だと思っていました。
焼付塗装は大型の焼付塗装を得意としている塗装屋さんにお願いしました。表題や冒頭では「ブロンド」「亜麻色」と好きに曖昧に書いていますが、この架台に用いた塗装色は日塗工番号「E22-85F」です。日塗工番号の英数字には法則があり、前から「発行年記号」「色相区分」「明度区分」「彩度区分」を明確にすることで色味を確定させています。「発行年記号」は2年に一度更新されるので、昔の鈑金図面から流用しているような製品には実質無視されることが多いです。ちなみに「E22-85F」の「E」は2009年の色見本帳という意味なのですが、2021年現在では当時の塗料は残っていないと思われます。今だとK(2019年)とかですかね、きっと。
マンセル値との互換性や、鉛やクロムが使われなくなった年代等の詳細はJPMA(日本塗料工業会)様のサイトなどをご覧いただくのが確実かな、と思います。
大三鋼機ではこのほかにも塗装前のショットブラスト(1種ケレン)や、本格的な塗装の前段階である錆止め塗装までといった表面処理も承っており、愛知県内や大阪府への自社便納品はもちろん、その他の地域への発送も可能です。「完成品を直接お客さまへ」のご希望もぜひご相談ください!
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大口から小口までそっくりお届け大三鋼機株式会社
TEL : 052-652-6431
FAX : 052-652-6434
メール : dai@daisankouki.co.jp (代表)
会社名 |
大三鋼機 株式会社 (だいさんこうき) |
エミダス会員番号 | 93928 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市港区 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 2,800 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 94人 | 担当者 | 山田 将人 |
産業分類 | 輸送機器 / 産業用機械 / 工作機械 |
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