自動車(量産)
鉄道
ロボット
製造工程の短縮やコスト削減を検討する際、材質の選定が重要なポイントとなります。従来のSCM材では、鍛造や熱処理を複数回行う必要があり、工程が複雑化しがちです。そこで、当社独自の高強度鋳鉄FCD800・FCD1200を活用することで、工程の大幅削減とコストメリットを実現できます。
◇従来材質(SCM)の製造工程
鍛造 → 熱処理 → 切削 → 熱処理 → 研削
◇当社の鋳鉄材(FCD800・FCD1200 QT)の製造工程
FCD800:鋳造 → 切削
FCD1200 QT:鋳造 → 熱処理 → 切削
◇FCD800(鋳放し品)の特性
- 硬度:HB285
- 単重:38kg
- 引張強さ:890Mpa
- 耐力:580Mpa
- 伸び:4%
- 衝撃値:3.9J/c㎡
◇FCD1200(QT処理済)の特性
- 引張強さ:1305Mpa
- 耐力:1205Mpa
- 伸び:2%
- 硬度:HB400
- ヤング率:179Gpa
- 衝撃値:4.1J/c㎡
- 組織:ソルバイト
◇特徴
- 高強度で黒皮部の疲労強度が高い
- 降伏比90%の高耐力(耐力1080Mpa以上)
- 切削後の熱処理が不要で研削工程を削減
- 耐摩耗性・振動減衰性に優れ、運転音の低減に貢献
- 切粉が絡みにくく、自動運転加工にも適応
- 高硬度でも歯切り加工や小穴タップ加工が可能
- 切削時の表面粗さが優れた仕上がり
オーステンパ球状黒鉛鋳鉄(ADI)はHB320の硬度で旋盤加工が困難ですが、当社のFCD1200はHB430の高硬度でも加工が可能です。鋳放し製造により、短納期での生産が可能となり、トータルコスト削減に貢献します。
◇試作体制
従来は金型や木型が必要でしたが、砂型用3Dプリンターの導入により、小ロット・低コストでの試作対応が可能となりました。迅速な試作品提供で、設計段階からのコストダウンを支援します。
代替材料やコスト削減をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
【連絡先】
日本継手株式会社 東京営業部 鈴木
TEL.03-5823-1651
アドレス m.suzuki@nippon-pf.co.jp
ホームページ:https://h-fcd.jp/
| 会社名 |
日本継手株式会社(旧:JFE継手株式会社) (にっぽんつぎて) |
エミダス会員番号 | 93458 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 岸和田市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 95,895 万円 | 年間売上高 | 1,300,000 万円 |
| 社員数 | 345人 | 担当者 | 鈴木 盛男 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 建築土木資材 | ||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
