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【MOTTAINAI エンジニアリング】X－Charge unit （食品熱交換装置）
導入メリット/技術区分 : 品質向上
開発の目的
― 自社開発機により食の常識を変える ―
世界の食糧生産量のうち約3分の1は廃棄されています。そしてその６割が食品を作る段階で生じる事業系フードロスに分類されます。私たちが注目したのは食品の品質ロスの問題。食品乾燥機でフードロスのアップサイクリングをすることも重要だが、フードロスをそもそも出さないようなアプローチをしない限り、フードロスの根本的な問題解決は難しいのではないか、と考えました。そこで、食品成分の大半を占める水分をコントロールすることで品質を保つ研究を始めました。食品LABで実証実験を繰り返し、半世紀以上にわたり培ってきたモノづくり技術でその理論の機械化に成功し、「X-Charge unit（食品熱交換装置）」が完成しました。
― X－Charge unit の概要―
X-Charge unitは、冷凍や冷蔵とは全く異なる原理で食品の鮮度を保つ画期的な製品です。その特徴は食品そのものから熱を奪う点にあります。食品熱交換装置は独自の温度制御技術により、食品自体の温度を-0.1℃～-1℃の狭い温度帯に表面から中心まで均一に整えることで、水分をコントロールし、食品本来のおいしさや鮮度を保ちます。
開発の効果
＜冷蔵としての利用＞
・X-Charge unitで保存したイチゴは2週間以上たっても鮮度が保たれます。
・唐揚げの揚げ時間が半分に短縮できます。
＜冷凍としての利用＞
・凍ったままで簡単にほぐしたり、カットしたりできます。
・冷凍が難しいと言われていた食材も、味や食感、見た目をキープしながら、安心安全な冷凍品ができます。
＜解凍としての利用＞
・冷凍輸入豚肉の解凍時、加熱歩留が流水解凍に比べて5.3ポイントアップします。
あらゆるフードビジネスのサプライチェーンで効果を発揮できる装置です。
社内のLABにて、お客様の食材で実証実験を行うことが可能です。
是非、驚異の違いを体感してください。
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