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ガスケットは取り付ければ終わりではなく、「選定」「施工」「運用」のどこかが誤っていると漏れにつながりやすくなります。特にTOMBO No.1993のような非石綿ジョイントシートは、特性を理解して使用することで本来の性能を最大限に発揮できます。ここでは、現場でよくあるトラブルを防ぐために、TOMBO No.1993を使用する際に押さえておきたい3つの注意点をまとめました。
まず1つ目は「使用温度と流体の確認」です。TOMBO No.1993は特殊ブレンドゴムとアラミド繊維を組み合わせた非石綿ジョイントシートで、水・蒸気・熱水・石油系炭化水素・アルコール類など幅広い流体に適用できます(メーカー公称値)。ただし、120℃以上の蒸気では使用目安が5〜10年、183℃以上では1〜2年とされており、ガス系流体や強酸・強アルカリには適しません。流体の種類と温度域を事前に確認し、適正環境で使用することが重要です。
2つ目は「適正な締付け管理」です。非石綿シート材は、必要以上の締付圧をかけると座屈や圧縮過多が生じ、逆にシール寿命を縮めることがあります。フランジ面の傷、ガスケット座の平面度、ボルトの均一な締付けなど、基本的な管理が性能に直結します。特に熱交換器や蒸気ラインは再熱による締付け再調整(リタイト)が有効です。
3つ目は「分割ではなく一体製作を選ぶこと」です。設備都合で分割ガスケットを使用すると、継ぎ目部分が弱点となり、漏れの原因になりがちです。ダイコーではウォータージェット加工機を4台保有し、最大3810×3810mmのシートから大口径でも継ぎ目のない一体製作が可能です。分割ガスケットの不安を解消し、シールの安定化につながります。
TOMBO No.1993の性能を発揮するためには、材質特性と現場環境を踏まえた正しい使い方が欠かせません。選定に迷う場合は、用途・温度・サイズをご提示いただければ最適な仕様をご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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ダイコーは、ガスケット・パッキンをはじめとする様々な工業用製品の加工に特化したメーカーです。日本最大級のウォータージェット加工機をはじめとする業界屈指の加工設備と、ジョイントシート、ゴム、樹脂、金属など幅広い材料の取り扱いにより、お客様の多様なニーズにお応えします。50年間培ってきた技術と経験を活かし、高品質・短納期・低コストで製品をご提供いたします。
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E-mail gaskets@daiko-jp.com
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| 会社名 |
株式会社 ダイコー (だいこー) |
エミダス会員番号 | 92259 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市西成区 |
| 電話番号 | 06-6657-0374 | FAX番号 | 06-6657-0397 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 3,300,000 万円 |
| 社員数 | 80人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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