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ニチアス株式会社 TOMBO No.1120(クリンシル® トップ) は、
膨張黒鉛を主成分とした非石綿ジョイントシートで、耐熱・耐圧・耐薬品性に優れ、
化学プラントや発電設備など幅広い産業で使用されています。
しかし、その性能を十分に引き出すには、施工時の管理が重要です。
ここでは、TOMBO No.1120を使用する際に押さえておきたい5つの施工ポイントを解説します。
① フランジ面の清掃と状態確認
フランジ面に付着した錆や異物、傷があると密封性が低下します。
施工前に必ず表面を清掃し、平滑度・歪みを確認してください。
② ガスケット寸法と厚みの選定
規格外の厚みや過大サイズは、締付けムラやシール性能の低下を招きます。
TOMBO No.1120は厚さ0.5〜3mmまでラインナップがあり、
配管口径・面圧・温度条件に応じて最適寸法を選定します。
③ 均等な締付トルク管理
ボルトを対角線順に段階的に締め、トルクレンチで均一に管理することが重要です。
過大な面圧は黒鉛層を潰し、過小な締付けは漏れの原因になります。
メーカー推奨の面圧を遵守しましょう。
④ 熱運転後の再締付け
高温配管では初期加熱後に熱膨張で締付けが緩むことがあります。
運転開始後、冷却後の段階で再トルクチェックを行うと長期安定が得られます。
⑤ 保管・取扱いの注意
ジョイントシートは湿気や直射日光を避け、平らな状態で保管。
曲げ癖がつくと装着時の密着性が低下します。
施工前に外観確認を行い、破損や層剥がれがないことを確認してください。
これら5つのポイントを守ることで、TOMBO No.1120の性能を最大限に活かし、
漏れ防止・長寿命化・保全効率化を実現できます。
ガスケット・パッキン・工業用製品の総合カタログ ダウンロードはこちらより→https://www.daiko-jp.com/download/catalog_form/
製品詳細はこちら⇒https://www.daiko-jp.com/products/
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E-mail gaskets@daiko-jp.com
YouTube https://youtu.be/iOq8Z5IEoRY
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| 会社名 |
株式会社 ダイコー (だいこー) |
エミダス会員番号 | 92259 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市西成区 |
| 電話番号 | 06-6657-0374 | FAX番号 | 06-6657-0397 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 3,300,000 万円 |
| 社員数 | 80人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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