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柔軟なコットンヤーンを基材にPTFEディスパージョンと潤滑剤を含浸したTOMBO No.9079は、回転機器のグランドシールにおいて、安定した密封性と低摩擦性を両立する汎用パッキンです。
しかし、その性能を最大限に発揮し、長期的に安定したシールを維持するためには、正しい施工・運転・管理が欠かせません。
ここでは、寿命を延ばし、漏れトラブルを防ぐための使用時の注意点3選をご紹介します。
① 取付前に軸・グランド部を完全清掃する
TOMBO No.9079は柔軟性が高く軸になじみやすい構造ですが、異物やスケールが残っているとシール面に傷をつけ、漏れや摩耗の原因になります。
取付前に軸表面・ハウジング内部を清掃し、旧パッキンや油膜を完全に除去することが重要です。
清潔な状態で組付けることで初期密封性が安定し、長期運転でもシール性能を維持できます。
② 均一なトルクで段階的に締め付ける
PTFE含浸層は潰れやすいため、初期から強く締め付けすぎると軸摩耗や過剰発熱の原因になります。
締付けは対角線順に数回に分けて均等トルクで行い、初期運転後に軽い再締付けを実施。
段階的に圧力をかけることで、全周均一に密着し、グランド部の寿命を延ばすことができます。
③ 使用条件(温度・流体)を厳守する
本製品は常用100℃・約1.0MPaまでを目安とした中温・中圧仕様です。
これを超える高温・高圧ラインで使用すると、潤滑層が劣化し、シール性が低下します。
また、アルコール・強酸・強アルカリなどの溶剤には適していないため、流体条件を事前に確認してください。
条件を守ることで、摩耗・漏れ・軸焼付きの発生を防ぎ、最長寿命化が可能になります。
正しい施工と管理を行えば、TOMBO No.9079は冷却水ポンプやブライン循環装置などの現場で、安定した性能を長期間維持できます。
「漏れが止まらない」「軸が早く傷む」といったトラブルも、基本手順を守ることで確実に防止可能です。
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E-mail gaskets@daiko-jp.com
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| 会社名 |
株式会社 ダイコー (だいこー) |
エミダス会員番号 | 92259 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市西成区 |
| 電話番号 | 06-6657-0374 | FAX番号 | 06-6657-0397 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 3,300,000 万円 |
| 社員数 | 80人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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