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TOMBO No.2250-Aは、膨張黒鉛とステンレス補強構造を組み合わせた高耐久パッキンで、高温・高圧下でも安定したシール性能を発揮します。しかし、現場での取付や運用方法を誤ると、本来の性能を十分に発揮できません。ここでは、2250-Aの寿命を延ばし、漏れや損傷を防ぐための使用時の注意点3選を紹介します。
① バルブ軸や座面の状態を必ず確認する
膨張黒鉛層は柔軟性が高く、微小な凹凸にも追従しますが、軸部や座面に深い傷・腐食・段差があると密封不良の原因になります。取付前に清掃・研磨を行い、滑らかな接触面を確保してください。また、古いパッキン片の残留は漏れの要因になるため、完全に除去することが重要です。
② 均一なトルクで段階締付を行う
TOMBO No.2250-Aは低トルクで高い密封性を発揮しますが、締付トルクの偏りや過剰な締付は、膨張黒鉛層の破損や押出につながります。
取付時はトルクレンチを使用し、対角線順で複数回に分けて均等に締め込むのが理想です。初期運転後に再締付を行うことで、熱変化に伴うなじみを安定させ、長期的なシール性を維持できます。
③ 流体と雰囲気条件を必ず確認する
本製品は非酸化雰囲気で最大600℃まで対応しますが、酸化雰囲気では400℃が上限となります。ハロゲン系・酸化性流体・純酸素などの支燃性流体には使用できません。
用途に応じて流体条件と雰囲気を確認し、必要に応じて2200シリーズなどとの併用も検討してください。これにより、耐熱・耐圧性能を長期間維持できます。
これらの基本ポイントを守ることで、TOMBO No.2250-Aは高温・高圧環境下でも長寿命・高信頼のシール性能を発揮します。
現場の保守性と安全性を高めるうえで、施工管理の徹底が何より重要です。
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| 会社名 |
株式会社 ダイコー (だいこー) |
エミダス会員番号 | 92259 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市西成区 |
| 電話番号 | 06-6657-0374 | FAX番号 | 06-6657-0397 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 3,300,000 万円 |
| 社員数 | 80人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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