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TOMBO 9013/9013-Dは、PTFE(フッ素樹脂)被覆EPDM構造により、薬液・冷却水ラインで高い耐薬品性と密封性を発揮します。しかし、使用条件や施工方法を誤ると、本来の性能を十分に発揮できず、シール不良や早期劣化を招くことがあります。ここでは、現場で長期的な安定運用を実現するための「使用時の注意点3選」をご紹介します。
① 締付トルクを均等に管理する
EPDM中芯は柔軟性が高いため、過剰締付や不均一なトルクはガスケットの変形・破断を引き起こす原因になります。施工時はフランジ面を清掃し、トルクレンチを用いて対角線順に段階的に締付を行いましょう。
特にPVC配管やガラスライニングなど、締付強度が制限される箇所では、トルク値管理が重要です。
② フランジ面の状態を確認する
PTFE被覆面は非常に滑らかで、わずかな凹凸や異物でも密封不良やにじみ漏れにつながります。設置前にフランジ面の傷・サビ・付着物を除去し、全面座面が確保されていることを確認してください。フランジ歪みや段差がある場合は、早期に修正してから施工することが推奨されます。
③ 使用温度・流体条件を遵守する
本製品の使用温度範囲は**−40〜150℃、最高使用圧力は〜2MPa**です。これを超える条件では、PTFE層のクリープやEPDMの弾性低下が進行し、シール性が損なわれる可能性があります。
また、油系流体や高温蒸気ラインには非対応のため、使用前に流体の性質を確認し、適材を選定してください。
これらのポイントを守ることで、TOMBO 9013/9013-Dはその高い耐薬品性とシール性を長期にわたり維持し、設備の安定稼働に貢献します。
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E-mail gaskets@daiko-jp.com
YouTube https://youtu.be/iOq8Z5IEoRY
| 会社名 |
株式会社 ダイコー (だいこー) |
エミダス会員番号 | 92259 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市西成区 |
| 電話番号 | 06-6657-0374 | FAX番号 | 06-6657-0397 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 3,300,000 万円 |
| 社員数 | 80人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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