---
薬液ラインや冷却水配管で使用されるガスケットには、EPDMやNBRなどの非被覆ゴムタイプと、PTFE(フッ素樹脂)で表面を保護した被覆タイプがあります。両者は一見似ていますが、使用環境・耐薬品性・メンテナンス性において大きな差があります。ここでは、ダイコーが扱うTOMBO 9013/9013-Dを例に、PTFE被覆タイプと一般ゴムガスケットの性能・用途の違いをわかりやすく解説します。
特徴・構造・性能(数値・材質・規格)
・9013/9013-D:PTFE被覆+EPDMゴム中芯構造
・非被覆タイプ:EPDMまたはNBR単層構造
・使用温度範囲:−40〜150℃(9013)/−30〜120℃(一般ゴム)
・最高使用圧力:〜2 MPa
・特長:PTFE層が薬液腐食・付着を防ぎ、長期安定したシール性能を維持
導入メリット(比較ポイント)
・耐薬品性の差:
PTFE被覆タイプは酸・アルカリ・薬液に対して安定し、非被覆ゴムに比べて膨潤・劣化が極めて少ない。
・清浄性の差:
PTFE表面は非粘着性で、内容物の付着や汚染を防止。食品・医薬・水処理など衛生環境に最適。
・耐久性の差:
EPDM芯材の弾性とPTFEの耐食性により、交換周期が長くメンテナンス頻度を大幅に低減。
・コスト面:
初期コストはやや高いが、長期稼働・再使用性でトータルコストを削減可能。
選定・適用ポイント(HowTo)
・薬液・冷却水・純水・防錆剤を扱うラインに→PTFE被覆タイプ(9013)
・一般水配管・低温環境・短期使用設備に→非被覆ゴムタイプ
・油系流体や高温蒸気ラインには→NBR/FKMなどの耐油・耐熱材を選定
・全面座面フランジ仕様での施工を推奨
用途・実績(信頼性)
・化学プラント・食品製造・水処理・空調設備など多業界で採用多数
・従来のEPDM・NBRガスケットから置換し、漏れ・膨潤・汚染の改善実績多数
・PTFE被覆仕様は「安全性・清浄性・耐久性」を重視する現場で標準採用化
ガスケット・パッキン・工業用製品の総合カタログ ダウンロードはこちらより→https://www.daiko-jp.com/download/catalog_form/
製品詳細はこちら⇒https://www.daiko-jp.com/products/
ガスケット・パッキンの選定・加工ならダイコーへ。大口径・特殊形状も高精度・短納期
「材質選定が難しい」「大口径や特殊形状のガスケットが急ぎで必要」といったお悩みはございませんか? ダイコーは50年間で培った経験を基に、材質選定から加工までワンストップでサポートいたします。
日本最大級(4000 mm×5500 mm)のウォータージェット加工機を駆使し、大口径のフランジガスケットや複雑な形状の製品も、お客様の仕様に合わせて高精度に製作。これにより、確実な漏れ防止と設備の安定稼働に貢献します。
高品質な製品を短納期・低コストでお届けしますので、ガスケット・パッキンでお困りの際は、ぜひ一度ダイコーにご相談ください。
株式会社ダイコー
大阪本社 TEL:06-6657-0374 / FAX:06-6657-0397
東京支社 TEL:03-5737-7031 / FAX:03-5737-7032
URL https://www.daiko-jp.com/
E-mail gaskets@daiko-jp.com
YouTube https://youtu.be/iOq8Z5IEoRY
| 会社名 |
株式会社 ダイコー (だいこー) |
エミダス会員番号 | 92259 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市西成区 |
| 電話番号 | 06-6657-0374 | FAX番号 | 06-6657-0397 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 3,300,000 万円 |
| 社員数 | 80人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
|
||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
