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「まだ使えそう」という判断が、重大なトラブルを引き起こします。一度使用したグランドパッキンの再利用がなぜ絶対にいけないのか、その理由をシール性の低下と機器損傷のリスクから徹底的に解説します。
1. 私たちのモノづくりへの想いや強みは、[株式会社ダイコー トップページ(https://www.daiko-jp.com/)]でご紹介しています。
2. 選定に迷われた際は、[技術資料・カタログダウンロード(https://www.daiko-jp.com/download/catalog_form/)]が役立ちます。
3. 精密加工を支える[設備環境(https://www.daiko-jp.com/facility/)]についても詳しく掲載しています。
定期メンテナンスなどで機器を分解した際、取り外したグランドパッキンがまだ形を保っていると、「清掃してもう一度使えないか」と考えてしまうことがあるかもしれません。しかし、コスト削減のつもりのその行為は、漏洩や機器の損傷リスクを著しく高めるため、パッキンの再利用は絶対にしないでください 。
再利用が危険な理由
1. シール性能の完全な喪失
グランドパッキンは、スタフィングボックス内で圧縮されることで、その弾力性と変形能力を活かしてシール機能を果たします。一度締め付けられ、熱や圧力にさらされたパッキンは、内部の繊維構造が潰れ、潤滑剤が失われ、塑性変形(元に戻らない変形)を起こしています。
このような「使用済み」のパッキンは、もはや新品時の弾力性や反発力を失っています。これを再度装着して締め付けても、シャフトやステムの表面に完全には密着できず、必ず漏洩経路が残ってしまいます。
2. シャフト・ステムへの損傷リスク
使用済みのパッキンには、流体中の固形物(スラッジやスケール)や、パッキン自体の摩耗粉が食い込んでいることがあります。このような異物を含んだパッキンを再利用すると、それが研磨剤のように働き、回転するシャフトや往復動するステムの表面に深刻な傷(カジリ)を付けてしまいます。一度傷ついたシャフトやステムは、たとえ新品のパッキンに交換しても、その傷が原因で漏れが止まらなくなります。
基本原則:交換時は必ず全数新品に
パッキンを交換する際は、古いパッキンを完全に取り除き 、スタフィングボックス内を清掃した上で、必ず全てのリングを新品に交換することが、安全な操業を維持するための鉄則です。
目先のパッキン費用を惜しむことが、結果として高価なシャフトの交換や、生産停止による多大な損失につながるリスクを避けるためにも、パッキンの再利用は絶対に行わないでください。
どのパッキンを予備品として在庫すべきかなど、メンテナンス計画に関するご相談もダイコーが承ります。効率的で安全な部品管理をサポートします。
記事6
タイトル: 【ひも状パッキン】現場で加工する際の注意事項|正しい長さの計算と切断方法
メタディスクリプション: ひも状のグランドパッキンを現場でリング状に加工する際の必須知識。長すぎても短すぎても漏れの原因に。正しい長さを求める計算式と、シール性を高める「バイアスカット」の方法を解説します。
本文:
緊急時や、リング成形品の在庫がない場合に非常に便利な「ひも状」のグランドパッキン。しかし、現場でこれを切断してリング状に加工する際には、正しい知識と手順が不可欠です。不適切な加工は、シール不良の直接的な原因となります。ここでは、ひも状パッキンを加工する際の重要な注意事項を解説します。
1. 正しい長さの計算
パッキンをリング状にした際に、切り口の端面同士が隙間なく、かつ無理なく突き合わされる長さで切断する必要があります。短すぎれば隙間ができて漏れ、長すぎれば収まりきらずに座屈してしまいます。
適切な長さ(L)は、以下の計算式で求められます 。
パッキン長さ (L) = π / 2 × (ステム径 + スタフィングボックス内径) × 1.03 〜 1.05
この計算式は、パッキンが円周の内側と外側で伸び縮みすることを考慮したものです。係数(1.03〜1.05)は、パッキンの種類や硬さによって調整します。
2. 適切な切断工具の使用
必ず良く切れるカッターや専用工具を使用してください 。切れ味の悪い工具で切断すると、切り口が潰れたり、編組がほつれたりして、端面同士がきれいに密着しなくなります。
3. 切断方法の選定
切り口の形状には、「ストレートカット」と「バイアスカット」があります 。
ストレートカット: 軸に対して直角に切断する方法です 。
バイアスカット: 軸に対して45°の角度で斜めに切断する方法です 。
バイアスカットは、突き合わせ面の面積が広くなるため、より高いシール性が期待でき、特に高温バルブ用パッキンなどで標準的な切断方法とされています 。
4. 安全への配慮
パッキンを加工する際は、材料の微細な粉じんを吸入しないよう、必要に応じて防塵マスクを着用するか、局所排気装置を使用してください 。
リング成形品の使用が最も安定した性能を得られますが 、やむを得ず現場加工する際は、これらの注意事項を必ず守ってください。
加工方法や長さの計算に不安がある場合は、ダイコーまでご相談ください。お客様に代わって最適なリング成形品をご用意することも可能です。
ガスケット・パッキンの選定に迷った際も、ダイコーが材質選定から加工提案までトータルでサポートいたします。さらにダイコーは、最大4000mm×5500mm対応のウォータージェット加工機を駆使し、フランジガスケットの大口径や特殊形状の製作も短納期で実現可能。現場仕様に合わせて高精度に仕上げることで、漏れ防止と設備稼働率の向上に大きく貢献します。
ガスケット・パッキン・工業用製品の総合カタログ ダウンロードはこちらより→https://www.daiko-jp.com/download/catalog_form/
製品詳細はこちら⇒https://www.daiko-jp.com/products/
〇ダイコーは、ガスケット・パッキンをはじめとする様々な工業用製品の加工に特化したメーカーです。日本最大級のウォータージェット加工機をはじめとする業界屈指の加工設備と、ジョイントシート、ゴム、樹脂、金属など幅広い材料の取り扱いにより、お客様の多様なニーズにお応えします。50年間培ってきた技術と経験を活かし、お客様の課題解決に貢献できるよう、高品質・短納期・低コストで製品をご提供いたします。
株式会社ダイコー
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URL https://www.daiko-jp.com/
E-mail gaskets@daiko-jp.com
YouTube https://youtu.be/iOq8Z5IEoRY
| 会社名 |
株式会社 ダイコー (だいこー) |
エミダス会員番号 | 92259 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市西成区 |
| 電話番号 | 06-6657-0374 | FAX番号 | 06-6657-0397 |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 3,300,000 万円 |
| 社員数 | 80人 | 担当者 | |
| 産業分類 | 産業用機械 / 建築土木資材 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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