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プラスチックのヒートショック割れとは? ~豆知識~
急激な温度変化によって材料内部に発生する熱応力が、プラスチックの強度を超えて亀裂(クラック)が生じる現象で、材料表面と内部の熱膨張・収縮の差が原因です。
特に、ガラス転移温度(Tg)付近での脆化や、熱膨張係数(CTE)の異なる異種材料との複合化(接着剤など)、残留応力が要因となり、低温環境下での脆性破壊リスクが高まります。
【 ヒートショック割れが起こるメカニズム 】
1. 急激な温度変化 : 表面と内部で温度差が生じ、それぞれが異なる膨張・収縮をしようとする。
2. 熱応力の発生 : この膨張・収縮の差が内部に大きな応力(ひずみ)として蓄積される。
3. 強度超過による破壊 : 蓄積された応力が材料強度を超えると、割れてしまう。
【 主な要因と関連する現象 】
・ 材料の特性(非晶性・結晶性) : 非晶性プラスチックはTg以下で脆くなりやすく、結晶性プラスチックは結晶構造の不均一性が応力集中を招く。
・ 熱膨張係数(CTE)の差 : 金属などの異種材料と接合している場合や、コーティング材との組み合わせでCTE差が大きいと割れやすい(例:レンズのコーティング割れ)。
・ 低温環境 : 温度が下がると多くのプラスチックは硬く脆くなり、脆性破壊が起こりやすくなる(延性脆性遷移温度)。
・ 残留応力 : 加工時の残留応力が、外部からの力や薬品と合わさって割れを誘発する(ケミカルクラック)。
【 対策 】
・ 材料選定 : 使用環境温度(特に低温)で十分な靭性を持つ材料を選ぶ。耐薬品性が求められる場合は、薬品に強い材質(例:アクリルよりPET)を選定する。
・ 設計 : 応力集中を避ける形状にする(角を丸くする等)。
・ 加工 : 接着剤は専用品を使用し、残留応力を低減する。
・ 環境対策 : 急激な温度変化を避け、低温環境下での使用に注意する。
ヒートショック割れは、部品の信頼性を大きく損なうため、使用環境と材料特性を考慮した設計が重要です。
技術相談や材料選定にお困りの際は、日進工業株式会社へ是非ご相談ください。
【企業情報】
日進工業株式会社
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| 会社名 |
日進工業 株式会社 (にっしんこうぎょう) |
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| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 碧南市 |
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| 資本金 | 9,900 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 300人 | 担当者 | 内山 誠 |
| 産業分類 | 輸送機器 | ||
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