---
ウエルドラインとは? ~豆知識~
射出成形において、金型内で分かれた溶融樹脂の流動が再合流する際にできる線状の跡です。樹脂が合流する先端部分が冷却されて固まりかけているため、完全に融合せず、外観を損ねたり、強度を低下させたりする成形不良となります。
【 主な原因 】
・ 樹脂温度の低下: 金型内を流れる過程で樹脂が冷え固まり始め、合流地点で十分に溶け合わない。
・ 流動の分断: 金型内の障害物(穴や突起など)によって樹脂の流れが二股に分かれ、その下流で再び合流する。
・ 多点ゲート: 複数のゲート(注入口)から同時に樹脂を充填した際、それらの流れが製品中央などで合流する。
・ 空気の巻き込み: 合流部分でガスや空気が閉じ込められ、融合を妨げる。
【 影響 】
・ 外観不良: 製品表面にV字型の溝や線状の跡として現れるため、外観が重視される製品では大きな問題となる。
・ 強度低下: 樹脂同士が完全に融合していないため、ウエルドラインの部分は他の部分に比べて強度が著しく低下する。この部分に負荷がかかると破損の原因となる。
【 対策 】
・ ゲート位置の変更:樹脂の流動パターンがゲート位置に大きく影響されるため、ゲート位置を変更してウェルドラインを意匠的・機能的に問題のない位置に誘導します。
・ 金型温度の調整:金型温度を高く保つことで、樹脂の固化を遅らせ、流動先端の温度低下を防ぎ、融合を促進します。
・ 製品設計の見直し:製品の厚みや形状を調整したり、リブやボスなどの形状を工夫したりします。
・ CAE解析の活用:樹脂流動解析ソフトを使って、ウェルドラインの発生位置を事前に予測し、対策を検討します。
*用途によって使い分け : 求められる性能に応じて、最適なプラスチックを選択する必要があります。
技術相談や材料選定にお困りの際は、日進工業株式会社へ是非ご相談ください。
【企業情報】
日進工業株式会社
〒447-0844 愛知県碧南市港本町4番地39
TEL:0566-42-1111
FAX:0566-42-1117
HP:https://www.enissin.com/
| 会社名 |
日進工業 株式会社 (にっしんこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 92058 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 碧南市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 9,900 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 300人 | 担当者 | 内山 誠 |
| 産業分類 | 輸送機器 | ||
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて
