【1.厚みが変える電力の安定性】
→なぜ8～15ｍｍ？
・8ｍｍ：コンパクトな制御盤や分電盤に最適
・10ｍｍ～12ｍｍ：標準的な工場設備や変電設備に使用
・15ｍｍ：50万Ｖ（500ｋＶ）の超高電圧にも対応可能

これだけの電圧をコンパクトに、安全に扱えるのは、高い導電性と強度を兼ね備えた銅だからこそです。

【2.なぜ銅なのか？アルミとの違い】
→「同じ電圧」ならアルミは2倍の太さが必要？

アルミも導電性のある金属ですが、銅の約60％程度の導電率しかありません。そのため、同じ電圧・電流を流すには、銅の約2倍の断面積が必要になります。
例えば・・・
銅ブスバー（10ｍｍ厚）1本で済むところを、アルミブスバーなら20ｍｍ厚以上が必要となるケースも。

これにより、
・配電盤、変圧器の設計が大型化する
・コスト、スペース、重量が増加する
といったデメリットも生じます。

【3.銅ブスバーの活用シーン】
→あらゆる産業インフラを支える中核部品
厚みのある高耐圧ブスバーは次の様な場所で特に重宝されています。
・超高圧変電所（500ｋＶ級）：送電所から地域への配電に必要不可欠
・工場の高圧受電設備：安定した操業に不可欠
・太陽光、風力発電のインバーター内部：高電流を効率的に送る
・ＥＶ急速充電器、データセンター：瞬間的な大電流需要に対応

【4.ブスバーの未来とは】
→小さく、強く
未来は高密度、高効率へ

再生可能エネルギーの普及や電気自動車の拡大により、狭いスペースに大量の電力を安全に流すというニーズは加速的に高まっています。
8~15mmという厚みの最適化は、
・設備の小型化
・設計の自由度向上
・放熱性の確保
・コストパフォーマンス
を同時にかなえるキー技術となっています。

【5.まとめ】
銅ブスバーは厚み一つで、安全性も効率も変わります。
8～15ｍｍの銅ブスバーは従来よりも高電圧に対応しつつ、設備の省スペース化を可能にします。

他にも銅ブスバーについてまとめています！ぜひご覧ください！
銅ブスバーの重要性を語る！
https://ja.nc-net.or.jp/company/91883/product/detail/254819/

銅ブスバーの正体とは？材料屋さんに聞いた！
https://ja.nc-net.or.jp/company/91883/product/detail/204821/

対応可能銅ブスバーサイズ展開！
https://ja.nc-net.or.jp/company/91883/product/detail/190458/

銅ブスバーの選定について〜銅加工の鬼が解説〜
https://ja.nc-net.or.jp/company/91883/product/detail/190036/

【材質】
銅ブスバー・銅棒 加工
仕入→加工→メッキ処理(スズメッキ・銀メッキ・ニッケルメッキ)
届いたその日から使えるように出荷します！

【寸法公差】
一般公差範囲内
加工公差ご相談ください。全力で対応します

【ロット】
1～100個（1個からのご注文お待ちしてます)

【業界・使用用途】
重電業界、盤関係の電気部品の加工

【材料寸法】
銅ブスバー3ｍｍ～20ｍｍが得意です！！！
銅棒の旋盤加工φ10〜φ55加工実績あり

【加工機械・加工方法】
プレス加工・マシニング加工・旋盤加工

【特徴】

また、ホームページにも銅ブスバーや銅棒などの石垣商店の加工技術や銅部品 について詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください。
https://ishigaki-st.com/

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〒463-0068
愛知県名古屋市守山区瀬古１丁目６２９
TEL 052-793-3080 FAX 052-793-1079
E-mail：info@ishigaki-st.com
担当者：営業部 村上・袖岡（そでおか）